「世せ界かい経けい済ざいは再ふたたび危き機きに直ちょく面めんしている。高こうインフレと経けい済ざい成せい長ちょうの停てい滞たいが同どう時じに進しん行こうしている」。世せ界かい銀ぎん行こうグループの総そう裁さいは2022年ねん6月がつの報ほう告こくでそう述のべています。

 国こく際さい通つう貨か基き金きんによると，「エネルギーと食しょく料りょうの価か格かくが急きゅう激げきに上じょう昇しょうし，低てい所しょ得とく国こくに大おおきな打だ撃げきとなって」います。

 聖せい書しょはこうした経けい済ざい的てきな問もん題だいが起おきるのはなぜか，どのように対たい処しょできるか，どんな解かい決けつ策さくがあるかを教おしえています。

•   聖せい書しょは今いまが「終おわりの時じ代だい」だと言いっています。（テモテ第だい二に 3:1）

•   イエスは，この時じ代だいに「恐おそろしい光こう景けい」や出で来き事ごとがあると述のべました。（ルカ 21:11）インフレが加か速そくすると，人ひと々びとは不ふ安あんに感かんじます。これからどうなるのか，家か族ぞくを養やしなっていけるのだろうかと心しん配ぱいするからです。

•   聖せい書しょの「啓けい示じ」の書しょは，「終おわりの時じ代だい」に食しょく料りょうの価か格かくが高こう騰とうすることを予よ告こくしていました。こうあります。「私わたしは……こう言いうのを聞きいた。『小こ麦むぎ1リットルは1デナリ[1日にち分ぶんの賃ちん金ぎん]，大おお麦むぎ3リットルは1デナリ』」。（啓けい示じ 6:6）

 「終おわりの時じ代だい」と「啓けい示じ」の書しょの預よ言げんについて詳くわしくは，「1914年ねんから世せ界かいは変かわった」という動どう画がと「黙もく示し録ろくの四よん騎き士し その正しょう体たい」という記き事じをご覧らんください。

•   「人ひと々びとは家いえを建たてて住すみ，ブドウ園えんを造つくって実みを食たべる。建たてた家いえに他た人にんが住すむことはなく，植うえた物ものを他た人にんが食たべることもない」。（イザヤ 65:21，22）

•   「地ち上じょうには穀こく物もつが豊ゆたかに実みのり，山やま々やまの頂いただきでも豊ほう作さくになる」。（詩し編へん 72:16）

•   「エホバ aは言いう。『苦くるしむ人ひとが虐しいたげられ，貧まずしい人ひとがため息いきをついている。私わたしは立たち上あがって行こう動どうしよう』」。（詩し編へん 12:5）

 神かみはもうすぐ世せ界かい中じゅうの経けい済ざい的てきな問もん題だいをなくします。詳くわしくは「経けい済ざい的てきな格かく差さはなくなるか」という記き事じをお読よみください。

 聖せい書しょは今いまの状じょう況きょうでも物ぶっ価かの上じょう昇しょうに対たい応おうするのに役やく立だちます。お金かねを上じょう手ずにやりくりする方ほう法ほうを学まなべます。（格かく言げん 23:4，5。伝でん道どうの書しょ 7:12）詳くわしくは「暮くらしを大たい切せつにする」と「上じょう手ずに節せつ約やくするには」という記き事じをお読よみください。