囲み 19B
小さな流れが大きな川に
エゼキエルは,エホバの聖なる所からちょろちょろと流れ出る水をたどっていきます。その流れは奇跡的に,わずか2㌔ほどの間に大きな川になります。川の両岸には,人を養って癒やす,青々とした木がたくさん生えています。この幻にはどんな意味があるのでしょうか。
祝福をもたらす川
古代: 捕囚にされていた民が故国に帰還し,神殿での清い崇拝の回復を進めるにつれ,祝福が注がれていった。
現代: 1919年に清い崇拝が回復され,神に忠実に仕える人たちはかつてない規模で神から教えられ祝福されるようになった。
将来: ハルマゲドンの後,エホバからの祝福は身体面にも及ぶようになる。
命を与える水
古代: エホバは,従順な民がどれほど増えようとも彼らを豊かに祝福し,ご自分への崇拝を十分に行えるようにした。
現代: 拡大していく比喩的なパラダイスの中で,ますます大勢の人が,エホバからの祝福の流れが増していくのを味わい,エホバの教えの恩恵を受けて,いわば命を吹き込まれてきた。
将来: ハルマゲドンを生き延びた人たちに,復活してくる無数の人々が加わり,全ての人がエホバから豊かに祝福される。
食物と癒やしを提供する木
古代: エホバは復興した土地でご自分の教えによって忠実な民を養い,長年にわたり崇拝の面でいわば病気を抱えていた民を癒やした。
現代: 今の世の中では神との関係における病気や飢えがまん延しているが,そうしたものに対抗できるよう人々を助けるため,神からの教えという食物が豊かに提供されている。
将来: キリストと14万4000人の共同統治者たちの助けにより,従順な人たち全ては完全になり,元気な体で永遠に生きられるようになる。