第15課
学び続けるのはなぜですか
1. 聖書を学び続けるとどんな益が得られますか
2. 神についての知識は他の人のためにもなりますか
あなたも,学んだ事柄について他の人に話したいと思われるでしょう。何かの良い知らせは,他の人にも伝えたいと思うものです。聖書を学び続けるなら,エホバについて信じていることや,神からの良い知らせについて,聖書を使って他の人に説明できるようになるでしょう。―ローマ 10:13‐15を読んでください。
多くの人は,その良い知らせをまず友人や親族に伝えます。その際に気配りも必要です。相手の宗教の間違いを指摘するよりも,神の約束について話してください。さらに,人々はあなたの語ることよりも親切な振る舞いに感心する場合が多いということも忘れないでください。―テモテ第二 2:24,25を読んでください。
3. 神とのどんな関係を築けますか
神の言葉を学ぶなら,霊的に進歩してゆけます。やがては,エホバと非常に親しい関係を持てます。実際,エホバの家族の一員になれるのです。―コリント第二 6:18を読んでください。
4. 引き続きどのように進歩してゆけますか
神の言葉を学び続けることによって,霊的に進歩できます。(ヘブライ 5:13,14)エホバの証人に,「聖書は実際に何を教えていますか」という本を使った聖書研究をしたいとお伝えください。神の言葉から学べば学ぶほど,生活はいっそう実りあるものとなります。―詩編 1:1‐3; 73:27,28を読んでください。
良い知らせの源であるエホバは,幸福な神です。エホバの民と親しくなれば,エホバといっそう親しくなれるでしょう。(ヘブライ 10:24,25)エホバに喜ばれるための努力を続けるなら,真の命,すなわち永遠の命をとらえようとしていることになります。確かに,神に近づくことは人が行なえる最も価値ある事柄なのです。―テモテ第一 1:11; 6:19を読んでください。