エフド,II
(Jehud)
ダンの領地にあった場所で(ヨシュ 19:40,45),普通,テル・アビブ・ヤフォの東約13㌔の所にあるエル・エフディエ(エフド)と同定されています。しかし,ギリシャ語セプトゥアギンタ訳(バチカン写本1209号)は,「エフド」の代わりに「アゾル」を用いています。(ヨシュ 19:45)そのため,エフドをテル・アビブ・ヤフォの東南東約6㌔の所にあるヤズル(アゾル)の近くの遺丘<テル>と結び付ける学者もいます。そこはセナケリブの年代記の中でアズルと呼ばれている場所と考えられています。