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ゼルザ

ゼルザ

(Zelzah)

ベニヤミンにあった場所。サウルがイスラエルの指導者とされたことを裏付けるしるしの一つとして,サウルは「ゼルザでベニヤミンの領地にあるラケルの墓のすぐそばで」二人の人に出会い,行方不明になっていた父親の雌ろばに関する知らせを受けることになっていました。(サム一 10:1,2,7)ギリシャ語セプトゥアギンタ訳では,「ゼルザ」の代わりに,「力強く躍っている」という訳を当てています。とはいえ,ヘブライ語マソラ本文にはゼルザという語が出て来ます。ラケルが『ベテルからベツレヘムに至る道の途中の』どの地点に葬られたのかは知られていません。(創 35:16-20)それで,ゼルザの場所はまだ確認されていません。