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ソロモンの柱廊

ソロモンの柱廊

(ソロモンのちゅうろう)(Colonnade of Solomon)

ヨセフスの著作によると,この柱廊は元々ソロモンによって神殿の東側にある人工の土手の上に建てられました。しかし,西暦1世紀に存在していた柱廊は,ヘロデの再建工事によるものとされています。(ユダヤ古代誌,VIII,95-98 [iii,9]; XX,219-221 [ix,7]; ユダヤ戦記,I,401 [xxi,1]; V,184-189 [v,1])イエスは西暦32年の冬の献納の祭りの時,キリストであることを明らかにするよう要求してきたユダヤ人たちにソロモンの柱廊で相対しました。(ヨハ 10:22-24)イエスの昇天後も,弟子たちは引き続きこの場所によく来て,そこにいたユダヤ人に宣べ伝えたようです。―使徒 3:11; 5:12; 第2巻,745ページの写真。