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ティフサハ

ティフサハ

(Tiphsah)

1. ソロモンの王国の北端にあった場所。(王一 4:24)中にはこの場所を暫定的に,アレッポの東南東約90㌔,ユーフラテス川とバリーク川の合流点からも大体同じぐらいの距離のところにある,ユーフラテス川沿いのディブセと同定する人々もいます。

2. イスラエルの王メナヘム(西暦前790-781年ごろ)が討った場所で,ティルツァの付近にあったと思われます。(王二 15:16)その正確な位置は知られていません。古代のシェケムの西南西約10㌔の所にあるキルベト・タフサハは似たような名前を持っていますが,ティルツァがあったとされている場所からは離れすぎているので,このティフサハの存在した場所ではないようです。