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ペルガ

ペルガ

(Perga)

ローマの属州パンフリアにあった著名な都市。古代ペルガの遺跡は,小アジアの南岸から約13㌔内陸,ケストロス(アクス)川のおよそ8㌔西に当たる,現代のムルタナという村の近くにあると考えられています。ギリシャの地理学者ストラボンによると,古代にこの川は船でペルガまで北上できたようです。(「地誌」,14,IV,2)しかし,パンフリアの沿岸地方にあった近くのアタリアがペルガの港として機能したらしく,やがてペルガをしのぐ重要な地位を占めるようにさえなりました。―使徒 14:24-26と比較。

使徒パウロとその仲間が最初の宣教旅行の初めごろに訪れたのは,この町でした。(使徒 13:13)彼らはその終わりごろに『ペルガでみ言葉を語り』ましたが,その住民の中にキリスト教を受け入れた人がいたかどうかは知られていません。―使徒 14:24,25