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特集

人間イエスの幼いころの生活

人間イエスの幼いころの生活

イエスの幼いころの生活に関する聖書の記録は,簡潔ながら明確です。それは架空の物語ではなく,歴史の事実です。その記録には,ベツレヘム,エジプト,ナザレ,エルサレムなど,今日でも訪れることのできる場所が扱われています。聖書の年代記述や種々の出来事に関する説明には,カエサル・アウグスツス,総督クレニオ,ヘロデ大王,アケラオなど,広く知られた人物が出て来ます。これらはすべて一般の歴史においてもよく知られている人物です。

イエスが生まれたベツレヘムの風景

イエスが生まれた時の様子を描いたもの

今日エルサレムで展示されているヘロデ大王の宮殿模型。幼いイエスを殺させようとしたのはこのヘロデ王でした

アケラオの青銅貨。アケラオがユダヤで支配していることを聞いたヨセフは,アケラオの管轄の外,北方のナザレに家族の居を定めました

ヘロデ大王によって鋳造された青銅貨。ヘロデの名が印刻されています

1世紀のエルサレムを想定して復元された神殿域

イエスは12歳の時,エルサレムの神殿で教師たちの真ん中に座って話を聴いたり,質問したりしました

若者イエスはナザレで養父の監督の下に大工の仕事をしました

ガリラヤのエン・ナーシラ(ナーツェラト)。イエスの成長した古代ナザレがあったと思われる場所