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シオン,シオンの山

シオン,シオンの山

エルサレムの南東の丘にあった,エブス人のとりでだった町エブスの別名。ダビデはシオンのとりでを攻め取った後に王宮を建て,その場所は「ダビデの町」と呼ばれるようになった。(サ二 5:7,9)ダビデがそこに契約の箱を移した時,シオンはエホバにとって特別に聖なる山となった。後に「シオン」という名称はモリヤ山の神殿域を包含するようになり,エルサレムの都市全体を指す場合もあった。ギリシャ語聖書ではしばしば象徴的な意味で使われている。(詩 2:6。ペ一 2:6。啓 14:1