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ヒソプ

ヒソプ

細かい枝葉のある植物で,清めの儀式の際に血や水を振り掛けるために使われた。マジョラムの類い(Origanum maru,Origanum syriacum)かもしれない。ヨハネ 19章29節のヒソプは,枝に結わえ付けたマジョラムか,モロコシ(Sorghum vulgare)の一種であるアズキモロコシだったのかもしれない。アズキモロコシは茎が長いので,酸味の強いぶどう酒を含ませた海綿をイエスの口元に差し出すのに使えたと考えられる。(出 12:22。詩 51:7