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四分領太守

四分領太守

ギリシャ語テトラアルケースは,字義的には,属州の「4分の1の支配者」という意味。

聖書に出ている四分領太守つまり地域支配者は,ガリラヤとペレアの支配者ヘロデ・アンテパス,その兄弟でイツリアとテラコニテの支配者フィリポ,アビレネの支配者ルサニア。3人ともローマ当局の下で,指定された地域を治めた。(ルカ 3:1)ヘロデ・アンテパスのローマにおける正式な称号は「四分領太守」だが,恐らく儀礼上,一般に「王」と呼ばれていた。マタ 14:1,9,マル 6:14,ルカ 3:1の注釈を参照。