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現代のエホバの証人の活動

現代のエホバの証人の活動

現代のエホバの証人の活動

サモア

“ポリネシアのゆりかご”と言われるこの島々において,エホバの証人は,敬虔な専心と勇気と忠節の記録を残してきました。この熱帯の島々に住む人々は,聖書に通じており,宗教心が強く,神に語りかけたり言及したりする時に独特の言い回しを用います。そのような地での伝道の様子はどういうものでしょうか。エホバに仕えつづけるため,克服できそうもない健康上の問題を乗り越えた証人たちがいます。読み進んでいくと,集会に出席するために山を越える22㌔の道のりを歩いた家族が登場します。村の子どもたちが,『ハルマゲドンが来たよ!』と触れ回った理由も分かるでしょう。

旧ユーゴスラビアの国々

この特筆すべき記録は,民族や宗教上の相違が憎しみや流血を引き起こした地域における,信仰と勇気の物語です。ある都市は,現代史上,他に類を見ないほど長い包囲に耐えました。そのただ中にいた証人たちの一人は次のように述べています。「その部屋にいたのはクロアチア人,セルビア人,ボスニア人で,外ではまさにその三つのグループが殺し合っていましたが,私たちは清い崇拝で結ばれていたのです」。この土地に関する報告を読むと,兄弟たちが平和な時にも戦争中にもどのように忠誠を保ったかが分かり,信仰が強められるでしょう。