詩編 102:1-28

苦しむ者が弱くなって,エホバのみ前にその気遣いを注ぎ出すときの祈り+ 102  エホバよ,どうかわたしのいのりをいてください+たすけをもとめるわたしのさけびがあなたにとどきますように+   わたしがきゅうきょうおちいっているに,わたしからみかおおおかくさないでください+あなたのみみをわたしにかたむけてください+わたしがに,いそいでください。わたしにこたえてください+   わたしのはまさにけむりのようにわりをむか+わたしのほねのようにねっせられたからです+   わたしのこころくさのようにたれて,からびています+わたしはぶんもの*べることをわすれてしまったからです+   わたしのいきおとのために+わたしのほねにくにくっついてしまいました+   わたしはこうのペリカンにています+わたしはこうはいしたしょにいるちいさいふくろうのようになりました。   わたしはやせおとろ*うえひとりぼっちのとりのようになっています+   わたしにてきするものたちはいちにちじゅうわたしをそしりました+わたしをばかにするものたちは,じつにわたしによってちかいをてました+   わたしははいをパンのようにべたからです+わたしはぶんむものをごえわせました+ 10  それはあなたのきゅうだんふんのためです+あなたはわたしをげて,てようとされたからです+ 11  わたしのかたむいたかげのようであり*+わたししんはただのくさのようにからびています+ 12  しかしあなたは,エホバよ,さだめのないときいたるまで+あなたのねんおよびます+ 13  あなたはみずかがり,シオンにあわれみをいだかれます+いまはそのめぐみとなるだからです。さだめのときとうらいしたからです+ 14  あなたのしもべたちは[シオン]のいしたのしみをいだしたからです+かれらはそのちりめぐみをけるのです+ 15  しょこくみんはエホバ*のみおそ+のすべてのおうはあなたのえいこうを[おそれ]ます+ 16  エホバ*かならずシオンをきず+ぶんえいこうのうちにあらわれるはずだからです+ 17  [かみ]は,[すべてのものを]うばわれたひとたちのいのりをかならかえりみてくださり+かれらのいのりをさげすまれません+ 18  これはのちだいのためにしるされます+これからそうぞうされるたみはヤハ*さんするのです+ 19  [かみ]がそのせいなるたかみからろし+エホバ*しんてんからをごらんになったからです+ 20  らわれびといきくため+さだめられたものたち*はなつために+ 21  エホバ*のみがシオンで,そのさんがエルサレムで+らされるため*です+ 22  もろもろのたみがこぞってあつめられ+もろもろのおうこくが[あつめられ],エホバにつかえようとする*ときに+ 23  [かみ]はみちちゅうでわたしのちからくるしめ+わたしのかずみじかくされました+ 24  わたしはいはじめました,「わたしのかみ*わたしのなかばにわたしをらないでください+あなたのとしはすべてのおよびます*+ 25  あなたはむかし,このもといえられました+てんはあなたのみわざです+ 26  それらのものはほろびうせますが,あなたごしん*つづけます+それはころものようにみなふるびてしまいます+あなたはふくのようにそれをえられます。そしてそれはようえるのです+ 27  しかしあなたはおなじであり*,あなたのとしまっとうされることはありません+ 28  あなたのしもべたちのらはみつづけ+かれらのそんはあなたのみまえかたてられるのです+」。

脚注

字義,「パン」。
あるいは,「わたしはずっと目覚めており」と読むのかもしれない。別のヘブライ語動詞の派生形と取ることによる。
「わたしの日はさながら影のように傾きました」,七十訳,シリ訳,ウル訳,およびマソ本をわずかに訂正することにより。
付録1ハ§8参照。
付録1ハ§8参照。
68:4の脚注参照。
付録1ハ§8参照。
字義,「死の子ら」。
付録1ハ§8参照。
字義,「エホバのみ名を……告げ知らせるため」。
または,「を崇拝しようとする(に神聖な奉仕をささげようとする)」。ヘ語,ラアヴォード
「わたしのよ」。ヘ語,エーリー。
「すべての代に及びます」。字義,「世代(複)の世代の中で; 世代(複)の世代を通して」。
または,「存在し」。出 9:16,「させておいた」の脚注と比較。
字義,「あなたはその方であり」。