詩編 119:1-176

א [アーレフ]* 119 * [ぶんの]みちにおいてとがのないものたち+エホバのりっぽうによってあゆものたちはさいわいです+    そのさとしをまもおこなうものたちはさいわいです+かれらはこころをつくして[かみ]をたずもとめます+    じっさいかれらはおこないませんでした+かれらは[かみ]のみちあゆみました+    あなたがごぶんめいれいくだされました+ちゅうぶかまもるべきものとして+    ああ,あなたのていまもるために+わたしのみちかたてられるなら+    そうすれば,あなたのすべてのおきて+るとき,わたしはじることがありません+    あなたのにかなったほうじょうさだめをまなぶとき+わたしはこころれんちょくさをもってあなたをたたえます+    わたしはあなたのていまもりつづけます+どうかわたしをかんぜんてないでください+ ב [ベート]*    どのようにしてわかひと+はそのみちすじきよめるのでしょうか。ことにしたがってちゅうぶかくあることによってです*+  10  わたしはこころめてあなたをたずもとめました+わたしをあなたのおきてからまよさせないでください+  11  わたしはあなたのことばをこころのうちにたくわえました*+あなたにたいしてつみをおかさないためです+  12  エホバよ,あなたがほめたたえられますように。あなたのていをわたしにおしえてください+  13  わたしはわたしのくちびるをもって,あなたのみくちのすべてのほうじょうさだ+らせました+  14  あなたのさとしのみちをわたしはおおいによろこびました+のすべてのちょうなものにたいするとおなじように*+  15  わたしはあなたのめいれいおもいに+あなたのみちすじつめます+  16  わたしはあなたのほうれいあいちゃくしめします+わたしはあなたのみことわすれません+ ג [ギメル]*  17  あなたのしもべたいしてふさわしくこうどうしてください。わたしがきつづけるため+あなたのみことまもるためです+  18  わたしのからおおいをのぞいてください+わたしがあなたのりっぽうなかからくすしいことをるためです+  19  わたしはこのがいじんきょりゅうしゃにすぎません+わたしからあなたのおきて+おおかくさないでください。  20  わたしのたましいはあなたのほうじょうさだめを+つねしたってくだかれています+  21  あなたは,のろわれたせんえつものたちをしっせきされました+かれらはあなたのおきてからまよているものたちです+  22  わたしからそしりとべつをころがしってください+あなたのさとしをわたしはまもおこなったからです+  23  きみたちさえすわりました。かれらはわたしにてきしてはないました+しかしあなたのしもべは,あなたのていおもいにめるのです+  24  また,わたしはあなたのさとしにわたしのじょげんしゃとして+あいちゃくかんじます+ ד [ダーレト]*  25  わたしのたましいはまさしくちりかたいています+ことにしたがってわたしをながらえさせてください*+  26  わたしはわたしのみちらせました。あなたがわたしにこたえてくださるためです+わたしにあなたのていおしえてください+  27  あなたのめいれいみちをわたしにかいさせてください+わたしがあなたのくすしいわざおもいにめるためです+  28  わたしのたましいたんのあまりねむれませんでした+ことにしたがってわたしをがらせてください+  29  わたしからいつわりのみちのぞ+あなたのりっぽうをもってわたしにめぐみをあたえてください+  30  ちゅうじつみちをわたしはえらびました+あなたのほうじょうさだめをわたしはてきせつであるとかんがえました+  31  わたしはあなたのさとしにかたきました+エホバよ,わたしにはじをかかせないでください+  32  わたしはあなたのおきてのみちはしります+あなたがわたしのこころゆう*たせてくださるからです+ ה [ヘー]*  33  エホバよ,あなたのていみちをわたしにおしさとしてください+わたしがそれをさいいたるまでまもおこなうためです+  34  わたしにかいさせてください。わたしがあなたのりっぽうまもおこない+こころめてそれをまもるためです+  35  あなたのおきてのとおみちかせてください+わたしはそれをよろこびとしたからです+  36  わたしのこころとく*にではなく+あなたのさとしにかたむけさせてください+  37  なものをないよう,わたしのかせてください+わたしをあなたのみちながらえさせてください+  38  あなたのみことばをあなたのしもべおこなってください+それはあなたへのおそれに[いたらせるのです+]。  39  わたしのおそれていたそしりをらせてください+あなたのほうじょうさだめはいものだからです+  40  ごらんください,わたしはあなたのめいれいしたいました+あなたのによってわたしをながらえさせてください+ ו [ワーウ]*  41  そして,エホバよ,あなたのあいあるしんせつ*がわたしのもとにますように+あなたのすくいがあなたのみことばにしたがって+  42  それは,ことによってわたしをそしるものにわたしがこたえるためなのです+わたしはあなたのみことたのんだからです+  43  そして,わたしのくちからしんことかんぜんらないでください+わたしはあなたのほうじょうさだめをのぞんだからです+  44  そうすれば,わたしはえずあなたのりっぽうまもります+さだめのないときいたるまで,まさにえいきゅうにです+  45  そして,わたしはひろびろとしたところあるまわります+わたしはあなたのめいれいたずもとめたからです+  46  また,わたしはあなたのさとしについておうたちのまえはなします+わたしははじをかきません+  47  そして,わたしはあなたのおきてにあいちゃくしめします+それをわたしはあいしました+  48  そして,わたしはぶんあいしたあなたのおきてにかってたなごころを+あなたのていおもいにめます+ ז [ザイン]*  49  あなたのしもべたいすることおもしてください+あなたはそれをわたしにのぞませたのです+  50  これがのうのときのわたしのなぐさめです+あなたのみことばがわたしをながらえさせたからです+  51  せんえつものたちがわたしのことをはなはだしくあざわらいました+わたしはあなたのりっぽうからそれませんでした+  52  エホバよ,わたしはさだめのないときからあなたのほうじょうさだめをおもしました+そしてぶんのためになぐさめをいだします+  53  はげしいいかりのねつじゃあくものたちのゆえにわたしをとらえました+かれらはあなたのりっぽうててゆきます+  54  わたしのがいじんきょりゅういえ+あなたのていはわたしにとってがく調しらべとなりました+  55  エホバよ,わたしはよるあなたのみおもしました+あなたのりっぽうまもるためです+  56  これもわたしのものとなりました。なぜなら,わたしはあなたのめいれいまもおこなったからです+ ח [ヘート]*  57  エホバはわたしのぶんです+わたしはあなたのみことまもるとやくそくしました+  58  わたしはこころをつくしてあなたのみかおなごめました+あなたのみことばにしたがってめぐみをしめしてください+  59  わたしはぶんみちこうりょしました+わたしのあしをあなたのさとしにもどすためです+  60  わたしはいそぎました+あなたのおきてをまもること+おくらせませんでした。  61  じゃあくものたちのつながわたしをかこみました+わたしはあなたのりっぽうわすれませんでした+  62  わたしはなかがり+あなたのにかなったほうじょうさだ+のためにあなたにかんしゃします。  63  わたしは,あなたをしんおそれるすべてのものたちの+また,あなたのめいれいまもものたち+なかなのです。  64  エホバよ,あなたのあいあるしんせつ*ちました+あなたのていをわたしにおしえてください+ ט [テート]*  65  エホバよ,あなたはみことにしたがって+ぶんしもべほんとうによくあつかってくださいました+  66  ぜんりょう+ふんべつ+,そしてしき+をわたしにおしえてください。わたしはあなたのおきてにしんこうはたらかせたからです+  67  くるしみにまえには,わたしはちがってつみをおかしていました+しかしこんは,あなたのことばをまもりました+  68  あなたはぜんりょうであり,いことをおこなっておられます+あなたのていをわたしにおしえてください+  69  せんえつものたちはわたしにいつわりをけました+しかしわたしは,こころをつくしてあなたのめいれいまもおこないます+  70  かれらのこころぼうのようにかんかくになりました+しかしわたしは,あなたのりっぽうあいちゃくかんじました+  71  わたしがくるしみにったのは,わたしにとっていことです+それは,わたしがあなたのていまなぶためなのです+  72  あなたのみくちりっぽう+はわたしにとっていものです+いくせんきんぎんにもまさって+ י [ヨード]*  73  あなたのみがわたしをつくり,いで,わたしをかたさだめました+わたしにかいさせてください。あなたのおきてをまなぶために+  74  あなたをおそれるのは,わたしをよろこものたちです+わたしはあなたのみことのぞんだからです+  75  エホバよ,わたしはよくっています。あなたのほうじょうさだめがであり+あなたがちゅうじつさをもってわたしをくるしみにわされたことを+  76  あなたのしもべたいするそのみことばにしたがって+あなたのあいあるしんせつが,どうか,わたしをなぐさめるものとなりますように+  77  わたしがきつづけるために,あなたのあわれみがわたしのもとにるように+あなたのりっぽうにわたしはあいちゃくかんじているからです+  78  せんえつものたちがはじをかくように。かれらはいわれもなく*わたしをまどわしたからです+しかしわたしは,あなたのめいれいおもいにめます+  79  あなたをおそれるものたちがわたしのもとにかえすように+また,あなたのさとしをものたちが*+  80  わたしのこころがあなたのていのうちにあって,とがのないものであるように+わたしがはじをかくことのないためです+ כ [カフ]*  81  わたしのたましいはあなたのすくいをおもがれ+わたしはあなたのみことのぞみました+  82  わたしのはあなたのみことばをおもがれました+いっぽうわたしはいます,「あなたはいつわたしをなぐさめてくださるのですか+」と。  83  わたしはけむりなかかわぶくろ+のようになったからです。わたしはあなたのていわすれませんでした+  84  あなたのしもべかずはどれほどですか+わたしをはくがいするものたちにたいして,あなたはいつさばきをしっこうされるのですか+  85  せんえつものたちはわたしをおとしいれようとしてとしあなきました+かれらはあなたのりっぽういっしないものたちです+  86  あなたのおきてはすべてちゅうじつです+かれらはいわれもなくわたしをはくがいしました。ああ,わたしをたすけてください+  87  かれらはもうすこしで,わたしをほろぼしやしていたことでしょう+しかしわたしは,あなたのめいれいてませんでした+  88  あなたのあいあるしんせつにしたがってわたしをながらえさせてください+わたしがあなたのみくちさとしをまもるためです+ ל [ラーメド]*  89  エホバよ,さだめのないときいたるまで+あなたのみことてんかれています*+  90  あなたのちゅうじつさはおよびます*+あなたはかたさだめられました。それがちつづけるためです+  91  あなたのほうじょうさだめにしたがって,それらはこんにち[にいたるまで]っています+それはみなあなたのしもべだからです+  92  もしあなたのりっぽうにわたしがあいちゃくかんじなかったのであれば+わたしはぶんのうのうちにほろびていたことでしょう+  93  わたしはさだめのないときいたるまであなたのめいれいわすれません+あなたはそれによってわたしをながらえさせてくださったからです+  94  わたしはあなたのものです。ああ,わたしをすくってください+わたしはあなたのめいれいたずもとめたからです+  95  じゃあくものたちはわたしをほろぼそうとして,わたしをけました+わたしはあなたのさとしにいつもちゅうぶかくあることをしめします+  96  わたしはすべてのかんぜんさにわりをました+あなたのおきてはじょうひろいのです。 מ [メーム]*  97  わたしはどんなにあなたのりっぽうあいしていることでしょう+それはいちにちじゅうわたしのおもいとなっています+  98  あなたのおきては*わたしをわたしのてきよりもかしこくします+それはさだめのないときいたるまでわたしのものだからです+  99  わたしはぶんのすべてのきょうまさどうさつりょくるようになりました+それは,あなたのさとしがわたしのおもいとなっているからです+ 100  わたしはねんちょうしゃまさかいりょくをもってこうどうします+それは,わたしがあなたのめいれいまもおこなったからです+ 101  わたしはあらゆるあくみちすじからぶんあしをとどめました+あなたのみことまもるためにです+ 102  わたしはあなたのほうじょうさだめからそれませんでした+あなたごしんがわたしをおしさとしてくださったからです+ 103  あなたのみことば*はわたしのうわあごになんなめらかだったのでしょう。わたしのくちみつにもまさって+ 104  あなたのめいれいのゆえに,わたしはかいをもってこうどうするのです+それゆえに,わたしはあらゆるいつわりのみちすじにくみました+ נ [ヌーン]* 105  あなたのみことはわたしのあし*のともしび+わたしのとおみちひかりです+ 106  わたしはちかいのことばをべました。わたしはそれをたします+あなたのにかなったほうじょうさだめをまもるためです+ 107  わたしはおおいにくるしめられました+エホバよ,あなたのみことにしたがってわたしをながらえさせてください+ 108  エホバよ,わたしのくちはつてきささものをどうかよろこんでください+わたしにあなたのほうじょうさだめをおしえてください+ 109  わたしのたましいつねにわたしのたなごころにあります+しかし,わたしはあなたのりっぽうわすれませんでした+ 110  じゃあくものたちはわたしのためにわなをけました+しかし,わたしはあなたのめいれいからさまよいませんでした+ 111  わたしはあなたのさとしをさだめのないときいたるまでぶんしょゆうぶつとしました+それはわたしのこころかんだからです+ 112  わたしはさだめのないときいたるまで,さいいたるまで+あなたのていおこなうためにわたしのこころかたむけました+ ס [サーメク]* 113  わたしはちゅうはんものたちをにく+あなたのりっぽうあいしました+ 114  あなたはわたしのかく,わたしのたてです+あなたのみことをわたしはのぞみました+ 115  あくおこなうものたちよ,わたしからはな+わたしがわたしのかみのおきてをまもおこなうためである+ 116  あなたのみことばにしたがってわたしをしてください。わたしがきつづけるためです+わたしののぞみのためにわたしにはじをかかせないでください+ 117  わたしをささえてください。わたしがすくわれるためです+そうすれば,わたしはあなたのていえずつめます+ 118  あなたはあなたのていからまよものをみなはらわれました+かれらのさくりゃくいつわりだからです+ 119  あなたはじゃあくものたちをみなきかすのようにえさせました+それゆえに,わたしはあなたのさとしをあいしたのです+ 120  あなたへのおおいなるおそれから,わたしのにくせんりつをおぼ+あなたのほうじょうさだめのゆえにわたしはおそれをいだきました+ ע [アイン]* 121  わたしはさば*おこないました+ああ,わたしからだましものたちのもとにわたしをらないでください+ 122  いことにかんして,あなたのしもべしょうにんとなってください+せんえつものたちがわたしからだましることがありませんように+ 123  わたしのは,あなたのすくいと+あなたのにかなったみことばをおもがれました+ 124  あなたのしもべをあなたのあいあるしんせつにしたがってあつかってください+あなたのていをわたしにおしえてください+ 125  わたしはあなたのしもべなのです+かいさせてください+わたしがあなたのさとしをるためです+ 126  いまはエホバのこうどうされるときです+かれらはあなたのりっぽうやぶりました+ 127  それゆえに,わたしはきんよりも,いや,せいれんされたきんよりも+あなたのおきてをあいしたのです+ 128  それゆえに,わたしはすべてのことにかんするすべてのめいれいただしいものとかんがえました+あらゆるいつわりのみちすじをわたしはにくみました+ פ [ペー]* 129  あなたのさとしはくすしいものです+それゆえに,わたしのたましいはそれをまもおこないました+ 130  あなたのみことかいひかりあた+けいけんのないものたちにかいさせます+ 131  わたしはくちおおきくけて,あえぎました+わたしはあなたのおきてをしたったからです+ 132  あなたのみあいするものたちにたいする[あなたの]ほうじょうさだ*にしたがって+わたしのほういてわたしにめぐみをしめしてください+ 133  あなたのみことばのうちにわたしのあゆみをかたさだめてください+どんなゆうがいなこともわたしをはいすることがありませんように+ 134  ひと*のものをだましものからわたしをもどしてください+わたしはあなたのめいれいまもります+ 135  あなたのみかおをあなたのしもべうえかがやかせ+あなたのていをわたしにおしえてください+ 136  みずながれがわたしのからながちました+かれらがあなたのりっぽうまもらなかったためです+ צ [ツァーデー]* 137  エホバよ,あなたはにかなっておられ+あなたのほうじょうさだめはれんちょくです+ 138  あなたはごぶんさと+を,このうえないちゅうじつ+とをもってめいじられました。 139  わたしのげきじょうはわたしをわりにいたらせました+わたしのてきたいしゃたちがあなたのみことわすれたからです+ 140  あなたのみことばはじょうせいれんされており+あなたのしもべはそれをあいしています+ 141  わたしはるにりない,いやしむべきものです+あなたのめいれいをわたしはわすれませんでした+ 142  あなたのさだめのないときおよであり+あなたのりっぽうしんじつです+ 143  なんこんなんがわたしをいだしました+あなたのおきてにわたしはあいちゃくかんじました+ 144  あなたのさとしのさだめのないときおよびます+わたしにかいさせてください。わたしがきつづけるためです+ ק [コーフ]* 145  わたしはこころめてびました+。エホバよ,わたしにこたえてください+あなたのていをわたしはまもおこないます+ 146  わたしはあなたをもとめました。ああ,わたしをすくってください+わたしはあなたのさとしをまもります+ 147  わたしはがたはやきていました+たすけをさけもとめるためです+わたしはあなたのみことのぞみました+ 148  わたしのけいさきんじていました+[わたしが]あなたのみことばをおもいにめるためです+ 149  あなたのあいあるしんせつにしたがって,どうかわたしのこえいてください+エホバよ,あなたのほうじょうさだめにしたがってわたしをながらえさせてください+ 150  みだらなおこない*もとめるものたち+ちかづいてました*かれらはあなたのりっぽうからとおはなれてきました+ 151  エホバよ,あなたはちかくにおられます+あなたのおきてはすべてしんじつです+ 152  わたしはむかし,あなたのさとしのいくらかをりました+さだめのないときいたるまであなたはそのもといかれたからです+ ר [レーシュ]* 153  ああ,わたしののうをごらんください。わたしをたすしてください+わたしはあなたのりっぽうわすれなかったからです+ 154  どうかわたしのしょうあつかって,わたしをもどしてください+あなたのみことばといっしてわたしをながらえさせてください+ 155  すくいはじゃあくものからとおはなれています+かれらはあなたのていたずもとめなかったからです+ 156  エホバよ,あなたのあわれみはかずおおくあります+あなたのほうじょうさだめにしたがってわたしをながらえさせてください+ 157  わたしをはくがいするものやわたしにてきたいするものおおくいます+わたしはあなたのさとしからそれませんでした+ 158  わたしはじつこうをするものたちをました+わたしはけんねんいだきます。かれらはあなたのみことばをまもらなかったからです+ 159  ああ,わたしがあなたのめいれいあいしたことをてください+エホバよ,あなたのあいあるしんせつにしたがってわたしをながらえさせてください+ 160  あなたのみことほんしつ*しんであり+にかなったそのほうじょうさだめはすべて,さだめのないときにまでおよびます+ ש [スィーン]または[シーン]* 161  きみたちがなんのいわれもなくわたしをはくがいしました+しかし,わたしのこころはあなたのみことおおいにおそれていました+ 162  ひとおおくのぶんものつけるときのように+わたしはあなたのみことばにかんしています+ 163  わたしはいつわりをにくみました+。わたしはそれをつねにくきらいます+わたしはあなたのりっぽうあいしました+ 164  あなたのにかなったほうじょうさだめのゆえに+わたしはななたびあなたをさんしました+ 165  ゆたかなへいはあなたのりっぽうあいするものたちのものです+かれらにつまずきのもとはありません+ 166  エホバよ,わたしはあなたのすくいをのぞ+あなたのおきてをおこないました+ 167  わたしのたましいはあなたのさとしをまもりました+わたしはそれをこのうえなくあいしています+ 168  わたしはあなたのめいれいさとしをまもりました+わたしのみちはすべてあなたのみまえにあるからです+ ת [ターウ]* 169  エホバよ,わたしのたんがんさけびがあなたのみまえちかづきますように+ことにしたがって,どうかわたしにかいさせてください+ 170  めぐみをもとめるわたしのねがいがあなたのみまえいたりますように+みことばにしたがって,どうかわたしをすくしてください+ 171  わたしのくちびるさんをほとばしらせますように+あなたはごぶんていをわたしにおしえてくださるからです+ 172  わたしのしたがあなたのみことばをうたいますように+あなたのおきてはすべてだからです+ 173  あなたのみがわたしをたすけるものとなりますように+わたしはあなたのめいれいえらんだからです+ 174  エホバよ,わたしはあなたのすくいをしたいました+わたしはあなたのりっぽうあいちゃくかんじています+ 175  わたしのたましいきつづけ,あなたをさんしつづけますように+あなたのほうじょうさだめがわたしをたすけてくれますように+ 176  わたしはうしなわれたひつじのようにさまよいました+。ああ,あなたのしもべさがもとめてください+わたしはあなたのおきてをわすれなかったからです+*

脚注

この冒頭の第1区分は各節がヘブライ語アルファベットの最初の字母アーレフで始まっている。普通この字母は発音されないが,ローマ字に翻字する場合,上付きのコンマ(ʼ)で表わす。
これは,ヘブライ語の22の字母に対応する22連(または,区分)から成る折り句<アクロスティック>になっていて,アルファベット順に配列された詩編である; 各連(または,区分)は8節から成る。
この第2区分は各節がヘブライ語アルファベットの2番目の字母ベート,すなわち英語の“B”に相当する文字で始まっている。
または,「若い人はあなたのみ言葉にしたがって注意深くあるため,どのようにしてその道筋を清めるのでしょうか」。
または,「心のうちに隠しました」。
「他のすべての富に勝って」,シリ訳。
この第3区分は各節がヘブライ語アルファベットの3番目の字母ギメル,すなわち英語の“G”に相当する文字で始まっている。
この第4区分は各節がヘブライ語アルファベットの4番目の字母ダーレト,すなわち英語の“D”に相当する文字で始まっている。
または,「わたしを命へ携えて行ってください」。
または,「確信; 勇気」。
この第5区分は各節がヘブライ語アルファベットの5番目の字母ヘー,すなわち英語の“H”に相当する文字で始まっている。
または,「不当な利得」。
この第6区分は各節がヘブライ語アルファベットの6番目の字母ワーウ,すなわち英語の“W”に相当する文字で始まっている。
「愛ある親切」(複),タル,シリ訳,および多くのヘブライ語写本; マソ本,「愛ある親切」(単),しかし動詞は複数形。
この第7区分は各節がヘブライ語アルファベットの7番目の字母ザイン,すなわち英語の“Z”に相当する文字で始まっている。
この第8区分は各節がヘブライ語アルファベットの8番目の字母ヘートで始まっている。ヘートは英語では“ch”と翻字され,強い喉音で発音される。
または,「あなたの忠節な愛」。
この第9区分は各節がヘブライ語アルファベットの9番目の字母テート,すなわち英語の“T”に相当する文字で始まっている。テートは強勢音である。
この第10区分は各節がヘブライ語アルファベットの10番目の字母ヨード,すなわち英語の“Y”に相当する文字で始まっている。
「いわれもなく」。字義,「偽り[で]」。
「また,あなたの諭しを知る者たちが」,マソ本欄外,タル,七十訳,シリ訳,および多くのヘブライ語写本による; マソ本,「それは彼らがあなたの諭しを知るためです」。
この第11区分は各節がヘブライ語アルファベットの11番目の字母カフ,すなわち英語の“K”に相当する文字で始まっている。
この第12区分は各節がヘブライ語アルファベットの12番目の字母ラーメド,すなわち英語の“L”に相当する文字で始まっている。
「エホバよ,あなたは定めのない時までもおられ,あなたのみ言葉は天に置かれています」,シリ訳。
代々に及びます」。または,「すべての代に至ります」。ヘ語,レドール ワードール
この第13区分は各節がヘブライ語アルファベットの13番目の字母メーム,すなわち英語の“M”に相当する文字で始まっている。
「あなたのおきて(単)は」,七十訳,ウル訳,および一つのヘブライ語写本による; マソ本によれば,「あなたのおきて(複)は」。
「みことば」(複),タル,七十訳,シリ訳,ウル訳,および五つのヘブライ語写本; マソ本,「みことば」(単),しかし動詞は複数形。
この第14区分は各節がヘブライ語アルファベットの14番目の字母ヌーン,すなわち英語の“N”に相当する文字で始まっている。
「足」(単),マソ本; 七十訳,シリ訳,ウル訳,および一つのヘブライ語写本,「足」(複)。
この第15区分は各節がヘブライ語アルファベットの15番目の字母サーメク,すなわち英語の“S”に相当する文字で始まっている。
この第16区分は各節がヘブライ語アルファベットの16番目の字母アインで始まっている。アインは独特の喉音で,ローマ字に翻字する場合,(ʽ)で表わす。
または,「司法上の定め」。
この第17区分は各節がヘブライ語アルファベットの17番目の字母ペー,すなわち英語の“P”に相当する文字で始まっている。
または,「[あなたの]習慣」。
「人」。ヘ語,アーダーム。
この第18区分は各節がヘブライ語アルファベットの18番目の字母ツァーデーで始まっている。ツァーデーの発音は英語のtsの音である。
この第19区分は各節がヘブライ語アルファベットの19番目の字母コーフで始まっている。コーフは英語では“Q”と翻字され,英語の強音の“K”のように,口蓋の後方から発音される。
「みだらな行ない」。ヘ語,ジンマー; ラ語,イニークウィターテ。ガラ 5:19,「行ない」の脚注参照。
マソ本,タルによる; 七十訳,シリ訳,ウル訳,およびマソ本をわずかに訂正することにより,「わたしを迫害する者たちは,みだらな行ないに近寄りました」。
この第20区分は各節がヘブライ語アルファベットの20番目の字母レーシュ,すなわち英語の“R”に相当する文字で始まっている。
または,「全体」。
この第21区分は各節がヘブライ語アルファベットの21番目の字母スィーンまたはシーンで始まっている。これらの発音はそれぞれ英語のsあるいはshの音である。
この第22区分は各節がヘブライ語アルファベットの22番目で最後の字母ターウ,すなわち英語の“T”に相当する文字で始まっている。
90節と122節を除くと,このアルファベット順に配列された詩編の各節には,次の十の表現のうちの一つ,あるいはそれ以上の表現が出て来る:道,13回; 諭し,23回; 命令,21回; おきて,22回;(み)ことば,19回; 律法,25回; 司法上の定め,または裁き,23回; 義(にかなった),15回; 規定または法令,22回;(み)言葉,24回。また,22区分のほとんどに,詩編 19:7-14に述べられている八つの代表的な法律用語が出て来る。すなわち,律法,諭し,命令,おきて,恐れ,司法上の定め,義(にかなった),(み)ことば。