サムエル​記​第​一 2:1-36

  • ハンナの祈り1-11

  • エリの2人の息子の罪12-26

  • エリの家系へのエホバの処罰27-36

2  ハンナはいのった。 わたしこころはエホバのゆえによろこ+わたしつの*はエホバによってたかげられ*ます。わたしくちてきかっておおきくひらきます。あなたによるすくいをよろこぶからです。   エホバのようにせいなるかたはいません。あなたのほかにはいないのです+わたしたちのかみのようないわはありません+   ごうまんかたってはなりません。おうへいことくちからしてもなりません。エホバはしきかみであり+ひとびとおこないをただしくひょうなさるからです。   つよひとゆみくだかれますが,つまずくひとちからます+   じゅうぶんべていたひとはパンのためにはたらかなければならなくなり,えていたひとはもうえることがありません+どもがたくさんできたひとめなくなり,どもができなかったひとは7にんみます+   エホバはころすこともかす*こともします。はか*くだらせることも,そこからげることもします+   エホバはまずしくすることもゆうふくにすることもします+いやしめることもおもんじることもします+   たちひくひとめんからがらせます。まずしいひとはいやま*からげて+こうかんたちとともすわらせ,えいあるせきあたえます。だいだいはエホバのもので+かみはそのうええます。   かみはごぶんくす*ひといっいっまもりますが+わるひとやみなかちんもくさせられます+ひとちからによってしょうすることはできないのです+ 10  エホバはさからうひとくだ*ます+かれらのうえてんからかみなりとします+エホバはてまでさばきます+にんめいしたおうちからあた+えらんだ*ものつの*たか*ます+」。 11  エルカナはラマのいえかえった。しょうねんサムエルはさいエリのまえでエホバのほうしゃになった*+ 12  さて,エリの息子むすこたちはわる+,エホバへのけいがなかった。 13  たみからさいぶん+まんぞくせず,つぎのようにしていた。だれかがせいささげていると,にくているあいだにいつもさいじゅうしゃおおきなにくしをってやってて, 14  それをかまりょうなべおおがまかたなべなどにれた。さいは,にくしにさったものをどれもぶんのためにった。かれらは,シロにすべてのイスラエルじんたいしてこのようにしていた。 15  また,せいささげるひとぼういてけむりにするまえ+さいじゅうしゃて,こうっていた。「さいのためににくわたしなさい。さいは,にくはおりにならない。なまにくでなければならない」。 16  そのひとが,「どうか,まずぼういてけむりにさせてください+。それから,おのぞみのものなんでもおりください」とうと,じゅうしゃは,「だ。いまよこせ。さもないと,ちからずくでるぞ」とった。 17  このように,じゅうしゃたちはエホバのまえじょうじゅうだいつみおかした+。エホバへのささものけいあつかったのである。 18  さて,サムエルはしょうねんだったが,ぬののエフォドを+エホバのまえほうしていた+ 19  ははおやはサムエルのためにちいさなそでなしのうわつくり,おっといっしょとしごとのせいささげにときまいとしそれをってきた+ 20  エリはエルカナとつまのためにしゅくふくねがもとめ,こうった。「あなたがエホバにわたした*どもわりに,エホバがあなたとつまあいだどもあたえてくださいますように+」。そしてかれらはいえかえった。 21  エホバがハンナにちゅうけたので,ハンナはにんしん+,さらに3にん息子むすこ2人ふたりむすめんだ。しょうねんサムエルはエホバのまえせいちょうしていった+ 22  エリはじょうとしっていた。かれ息子むすこたちがイスラエルぜんたいたいしてしていたすべてのことをいていた+かいけんてんまく*ぐちつかえるじょせいたちとていたことについてもいていた+ 23  息子むすこたちにこうっていた。「なぜそのようなことをしているのだ。たみみなから,あなたたちについてわるいことをいている。 24  息子むすこたち,それはいけないことだ。エホバのたみあいだくないうわさがひろまっている。わたしもそれをいた。 25  ひとたいしてつみおかすなら,だれかがそのひとのためにエホバにこんがんしてくれる*。だが,エホバにたいしてつみおかすなら+,いったいだれがそのひとのためにいのってくれるだろうか」。ところが,息子むすこたちはちちおやうことをこうとしなかった。エホバはかれらをいたらせることにしていた+ 26  そのかんしょうねんサムエルはすくすくとせいちょうしていき,エホバからもひとからもますますこのまれるようになった+ 27  かみつかわされたひとがエリのところて,った。「エホバはこうっています。『あなたのいっがエジプトでファラオのれいだったときわたしたちにわたしのことをはっきりらせたではないか+ 28  あなたのがイスラエルのぜんぞくなかからえらばれた+さいとしてわたしつかえ,さいだんのぼって+せいささげ,こうささ*わたしまえでエフォドをけるためである。わたしは,イスラエルじんによるささものすべてをあなたのとそのそんあたえた+ 29  あなたたちは,わたしわたしまいのためにめいじたせいささものをなぜかるあつかうのか+。なぜあなたはわたしよりも息子むすこたちをとうとんでいるのか。あなたたちは,わたしたみイスラエルのどのささものからもさいりょうぶんうばってふくやしているではないか+ 30  それでイスラエルのかみエホバはう。「わたしたしかに,あなたのけいひととあなたのけいひとはいつまでもわたしつかえる*,とった+」。しかしいま,エホバはせんげんする。「もうそのようにはならない。わたしうやまひとわたしとうとばれ+わたしあなどひとかろんじられるからだ」。 31  わたしがあなたのちからとあなたのけいちからうばときて,あなたのけいひとだれ寿じゅみょうまっとうしなくなる+ 32  イスラエルがあらゆるいことをけいけんするなか,あなたはわたしまいでてきたいしゃ+,あなたのけいとしかさねたひとはいなくなる。 33  わたしさいだんでのほうをやめさせずにのこしておくひとが,あなたのおとろえさせ,たんれさせる。あなたのけいだいすうつるぎによって+ 34  あなたの2人ふたり息子むすこホフニとピネハスにきることがしるしとなる。1にちのうちに2人ふたりぬのである+ 35  わたし1人ひとりちゅうじつさいわたしのためにてる+かれわたしこころねがいに沿ってこうどうする。わたしかれけいがずっとつづくようにし,かれわたしえらんだ*もののためにほうする。 36  あなたのけいのこっているひとは,ちんぎんと1のパンをもとめてそのさいところてひれし,「どうかわたしさいしょくけて,1れでもパンをべられるようにしてください」と+』」。

脚注

または,「私の力はエホバによって強められ」。
用語集参照。
または,「生き返らせる」。
ヘブライ語,シェオル。用語集参照。
もしかすると,「ごみ捨て場」。
または,「を揺るぎなく支持する」,「から離れない」。
もしかすると,「エホバに敵対する人は恐れ」。
直訳,「油を注いだ」。用語集の「油を注ぐ」参照。
用語集参照。
または,「選んだ者の力を強め」。
または,「に仕えていた」。
直訳,「貸した」。
用語集参照。
もしかすると,「神がその人のために仲裁してくださる」。
もしかすると,「犠牲の煙を立ち上らせ」。
直訳,「の前で歩む」。
直訳,「油を注いだ」。