ダニエル​書 8:1-27

  • 雄羊と雄ヤギの幻1-14

    • 小さな角が高ぶる9-12

    • 2300の晩と朝が過ぎるまで14

  • ガブリエルが幻を解き明かす15-27

    • 雄羊と雄ヤギについての説明20,21

    • どう猛な顔つきの王が権力を持つ23-25

8  ベルシャザル+おうせいだい3ねんわたしダニエルは,ぜんまぼろしとはちがまぼろし+  わたしはエラム+しゅうにあるシュシャン*+じょう*にいて,ウライのすいのそばでまぼろしていた。  げると,1ぴきひつじ+すいまえっていた。それには2ほんつのがあった+。2ほんつのながかったが,いっぽうほうよりもながく,ながほうあとからびたものだった+  ていると,そのひつじは,西にしきたみなみかってとっしんした。どんなじゅうもそのまえつことはできず,そのちからからだれかをすくせるものもいなかった+ひつじおもうままにい,こうまんになった。  さらにていると,1ぴきヤギ+西にし*からやってた。ひょうれることなく,じょうぜんたいよこってた。あいだに1ぽんきわったつのがあった+  そのヤギは,すいまえっていた2ほんつのがあるひつじかって,もうれついかりをいだいてはしってきた。  ヤギはひつじたいするてきち,せまっていって,ひつじたおして2ほんつのった。ひつじにはかうちからがなかった。こうしてヤギはひつじめんたおしてみつけた。そのちからからひつじすくものはいなかった。  ヤギはじょうこうまんになったが,きょうだいになると,おおきなつのれた。わりに4ほんきわったつのえてきて,てんほうかぜかってびた+  そのうちの1ぽんから,べつちいさなつのた。それはじょうきょうだいになっていき,みなみひがし*と「うつくしい*+」にちからおよぼした。 10  てんぐんぜいたっするまでにきょうだいになり,そのぐんぜいほしいくらかをじょうとしてみにじった。 11  てんぐんぜいちょうたいしてさえたかぶり,そのかたへのごとの*せいれるようにし,そのかたせいなるところさだまったしょこわした+ 12  はんのゆえに,ぐんごとのせいともわたされた。そしてつのはしきりにしんめんけ,こうどうしてせいこうおさめた。 13  わたし1人ひとりせいなるものはなしているのをいた。べつせいなるものが,はなしているものった。「ごとのせいと,こうはいこすはんかんするまぼろし+せいなるしょぐんみにじられるというまぼろしは,いつまでつづくのでしょうか」。 14  するとそのものわたしった。「2300のばんあさ*ぎるまでです。そうすればせいなるしょかならただしいじょうたいもどされます」。 15  わたしダニエルがまぼろしながらかいしようとしていると,とつぜんひとのような姿すがたものわたしまえあらわれた。 16  すると,ウライのすい+からひとこえこえて,こうけた。「ガブリエル+,そのひとに,ことがらかいさせなさい+」。 17  かれわたしっているところちかづいてきたときわたしこわくなってひれした。かれわたしった。「ひとよ,このまぼろしわりのときかんするものであることをかいしなさい+」。 18  しかし,かれわたしはなしているあいだに,わたしかおめんけたままねむんでしまった。それでかれわたしれ,がらせてくれた+ 19  それからかれった。「きゅうだんときまっきることがらをあなたにらせます。まぼろしさだめられたわりのときかんするものだからです+ 20  あなたがた2ほんつのがあるひつじは,メディアとペルシャのおうあらわしています+ 21  ぶかヤギはギリシャのおうあらわしていて+あいだにあったおおきなつのさいしょおうあらわしています+ 22  そのつのれて,わりに4ほんつのえてきましたから+かれくにから4つのおうこくしょうじる*ことになります。しかし,かれほどのちからはありません。 23  かれらのおうこくまっはんおかものたちのおこないがきょくげんたっするときあいまいまわしをかいする*,どうもうかおつきのおうけんりょくつようになり*ます。 24  そのおうちからきょうだいになりますが,みずからのちからでそうなるのではありません。かれはなはだしいめつ*をもたらし,おこなうことすべてにおいてせいこうおさめます。ちからつよものたちやせいなるたみめついたらせます+ 25  ずるがしこひとびとあざむいてせいこうし,こころなかこうまんになり,ひとびとあんしんしているとき*おおぜいめついたらせます。そしてちょうたちのちょうにさえかいますが,ひとによらずにくだかれることになります。 26  まぼろしなかばんあさについてべられたことがらしんじつですが,あなたはこのまぼろしみつにしておかなければなりません。とおしょうらいかんするものだからです+」。 27  わたしダニエルはつかて,なんにちたい調ちょうくずした+。そのきて,きゅうていごとをしたが+ぶんことがらのためにぼうぜんとしていた。だれもそのまぼろしかいできなかった+

脚注

または,「スサ」。
または,「宮殿」,「要塞」。
または,「日が沈む方」。
または,「日が昇る方」。
または,「飾りの地」。
または,「絶え間ない」。
または,「2300日」。
直訳,「立ち上がる」。
または,「悪巧みにたけている」。
直訳,「立ち上がり」。
または,「ひどい滅び」。
もしかすると,「警告をせずに」。