ペテロ​の​第​二​の​手紙 2:1-22

  • 偽りを教える人たちが現れる1-3

  • 偽りを教える人たちは確実に処罰される4-10前半

    • タルタロスに投げ込まれた天使たち4

    • 洪水,ソドムとゴモラ5-7

  • 偽りを教える人たちの特徴10後半-22

2  しかし,たみなかにはにせげんしゃあらわれました。みなさんのなかにもいつわりをおしえるひとあらわれるでしょう+。そのひとたちはかいてきぶんをひそかにつくり,ぶんたちをったしょゆうしゃをさえてい+すみやかなほろびをまねきます。 2  おおくのひとかれらのはじらずなおこな*なら+,そういうひとたちのせいでしんみちわるわれるでしょう+ 3  また,かれらはどんよくにも,あざむきのことかたってみなさんをものにするでしょう。とはいえ,むかしからさだめられていたしょばつ+おくれておらず,かれらのほろびはとどめられていません+ 4  かみは,つみおかしたてん使たちをしょばつしないでおくことはせず+,タルタロス*+けいしっこうのためにやみくさりしば*ました+ 5  また,だいかいしょばつしないでおくことはせず+かみうやまわないひとびとかいこうずいをもたらしました+。ただし,ただしいことのでんどうしゃノア+をほかの7にんともしました+ 6  また,2つのまちソドムとゴモラをだんざいし,くしてはいにし+かみうやまわないひとたちがしょうらいどうなるかをしめしました+ 7  そして,ほうひとびとはじらずなおこな*じょうくるしんでいた,ただしいひとロトをすくしました+ 8  (このただしいひとおなまちひとびとほうおこないをきして,のうしていました。) 9  ですからエホバ*は,かみへのせんしんしめひとびとをどのようにれんからすくすかをっています+。また,ただしくないひとびとしょばつにどのようにかくじつほろぼすかもっています+ 10  なかでもとくに,ひとからだけがそうとしたり+けんあなどったり*するひとびとです+ いつわりをおしえるひとたちはごうじょうでふてぶてしく,えいこうあるひとたちをわるうことをおそれません。 11  てん使たちは,いつわりをおしえるひとたちよりつよさもちからまさっていますが,エホバ*けいいだいているので*かれらをわるってうったえたりはしません+ 12  しかし,いつわりをおしえるひとたちは,ぶんらないことがらについてわるいます。らわれてころされるためにまれ,ほんのうてきこうどうする,せいのないどうぶつのようです+ぶんかいてきおこないによってめついたり, 13  ぶんゆうがいおこないのむくいとしてがいこうむります。 かれらはひるでもかいらくにふけります+かれらはてんであり,きずです。みなさんとしょくせきともにしながら,ぶんあざむきのおしえにいしれ*ます+ 14  しきりにかんいんもと*+つみからはなれることができません。あんていひとゆうわくし,こころどんよくさにまっています。まわしいひとたちです。 15  かれらはっすぐなみちて,さまよっています。ベオルのバラムのみちあゆんできました+。バラムはえきようとしてわるいことをおこないました+ 16  しかし,そのあやまちのためにいましめられました+はなすはずのないロバがにんげんこえはなし,このげんしゃおろかなこうどうさまたげたのです+ 17  こうしたひとたちはれたいずみはげしいあらしはらわれるきりであって,あんこくやみつつまれることになっています+ 18  かれらはえらそうになかのないことをかたります。あやまったかたをするひとびとからようやくのがれたひとたちをゆうわくしようと,つみぶかよくぼう+うったえたり,はじらずなおこな*をしたりします+ 19  ゆうになれるとやくそくしながら,ぶんしんはいれいになっています+だれかにかされるひとは,そのひとれいになる*からです+ 20  すくぬしであるしゅイエス・キリストについてせいかくってけがれからのがれたのち+ふたたびそのけがれにかかわってかされるなら,けっきょくさいしょよりわるじょうたいになるのです+ 21  かれらにとっては,ただしいみちったのちまなんだせいなるおきてからはなれていくよりは,そのみちせいかくらないでいたほうがよかったでしょう+ 22  しんじつかくげんとおりのことがかれらにしょうじています。「いぬぶんいたものべにもどり,ぶたあらわれてもまたどろなかころまわ+」。

脚注

ギリシャ語アセルゲイアの複数形。用語集参照。
用語集参照。
もしかすると,「濃い闇の穴に入れ」。
ギリシャ語,アセルゲイア。用語集参照。
付録A5参照。
または,「主人を見下したり」。
付録A5参照。
または,「の前で」。
または,「ふけり」。
直訳,「姦淫に満ちた目を持ち」。
ギリシャ語アセルゲイアの複数形。用語集参照。
または,「何かに打ち負かされる人は,それの奴隷になる」。