1. エホバはご自じ分ぶんの目もく的てきを達たっ成せいするためにどんなことを行おこなえますか。

エホバはご自じ分ぶんの目もく的てきを達たっ成せいするために必ひつ要ようなどんなものにもなります。例たとえば，教きょう師し，慰なぐさめる父ちち，福ふく音いん伝でん道どう者しゃなどです。（イザ 48:17。コリ二に 7:6。ガラ 3:8）私わたしたち人にん間げんを使つかって目もく的てきを果はたすこともよくあります。（マタ 24:14; 28:19，20。コリ二に 1:3，4）ご自じ分ぶんの望のぞむことを行おこなうための知ち恵えや力ちからを与あたえ，私わたしたちの誰だれをも必ひつ要ようなものにならせることができます。エホバという名なにはこうした意い味み合あいが込こめられていると，多おおくの学がく者しゃは考かんがえています。

2. （ア）エホバへの奉ほう仕しについてどのように感かんじたり考かんがえたりすることがありますか。（イ）この記き事じではどんなことを学まなびますか。

² 私わたしたちは皆みな，エホバのために自じ分ぶんの力ちからを使つかいたいと思おもっています。でも，年ねん齢れいや状じょう況きょうや能のう力りょくゆえに望のぞむほどのことが行おこなえず，あまり役やくに立たっていない，と感かんじるかもしれません。他た方ほう，自じ分ぶんは十じゅう分ぶんに奉ほう仕ししており，さらに進しん歩ぽする必ひつ要ようはない，と考かんがえている人ひともいるかもしれません。この記き事じでは，エホバが私わたしたちにご自じ分ぶんの目もく的てきを果はたす上うえで必ひつ要ようなものをどのように与あたえてくださるかを学まなびます。また，行こう動どうするための意い欲よくと力ちからを聖せい書しょ中ちゅうの人じん物ぶつに，男だん性せいにも女じょ性せいにもどのように与あたえたかを確たしかめます。最さい後ごに，どうすればエホバに用もちいていただけるかを考かんがえます。

3. フィリピ 2章しょう13節せつに述のべられている通とおり，エホバは行こう動どうする意い欲よくをどのように与あたえますか。

³ フィリピ 2:13を読よむ。 * エホバは行こう動どうするための意い欲よくを与あたえます。どのようにですか。会かい衆しゅうで何なにかの面めんで助たすけが必ひつ要ようなことを知しる場ば合あいがあります。長ちょう老ろうが支し部ぶ事じ務む所しょからの手て紙がみを読よみ，他たの場ば所しょで助たすけが必ひつ要ようとされていることを知しらせる場ば合あいもあります。どちらの場ば合あいも，「自じ分ぶんには何なにができるだろう」と考かんがえるでしょう。一いっ方ぽう，何なにかの難むずかしい割わり当あてを与あたえられ，果はたせるかどうか不ふ安あんになる場ば合あいもあります。聖せい書しょを読よんでいる時ときに，「自じ分ぶんはこの勧すすめに従したがい，どうすれば人ひとの役やくに立たてるだろう」と考かんがえることもあります。エホバは無む理りに何なにかをさせるということはしません。でも，自じ分ぶんには何なにができるだろうと考かんがえている人ひとに，考かんがえて決きめた通とおりに行こう動どうする意い欲よくを与あたえます。

4. エホバは行こう動どうする力ちからをどのように与あたえますか。

⁴ エホバは行こう動どうする力ちからも与あたえます。（イザ 40:29）私わたしたちの生せい来らいの能のう力りょくをご自じ分ぶんの聖せいなる力ちからによって強つよめることができます。（出しゅつ 35:30-35）エホバは組そ織しきを通とおして何なにかの仕し事ごとの行おこない方かたを教おしえてくださることがあります。割わり当あてられた仕し事ごとをどう果はたしたらよいか分わからないなら，やり方かたを聞きいてください。惜おしみなく与あたえる天てんの父ちちに，「普ふ通つうを超こえた力ちから」をいつでも求もとめてください。（コリ二に 4:7。ルカ 11:13）聖せい書しょには，行こう動どうするための意い欲よくと力ちからをエホバから与あたえられた男だん性せいや女じょ性せいの例れいが幾いくつも記しるされています。そのような記き述じゅつを調しらべ，エホバがあなたにもどんなことを行おこなわせてくださるかを考かんがえてください。

5. エホバがモーセを用もちいた方ほう法ほうとタイミングからどんなことを学まなべますか。

⁵ エホバはいつモーセをイスラエル人じんの救きゅう出しゅつ者しゃとしましたか。モーセが「エジプト人じんのあらゆる知ち恵えを教おしえられ」たので民たみを救きゅう出しゅつできる，と思おもい込こんだ時ときですか。（使し徒と 7:22-25）そうではなく，ご自じ分ぶんの教おしえに従したがって謙けん遜そんで温おん和わな人ひとになるよう訓くん練れんしてからでした。（使し徒と 7:30，34-36）エホバはモーセにエジプトの最さい高こう権けん力りょく者しゃの前まえに出でる勇ゆう気きを与あたえました。（出しゅつ 9:13-19）エホバがモーセを用もちいた方ほう法ほうとタイミングからどんなことを学まなべますか。エホバはご自じ分ぶんに似にた性せい質しつを表あらわし，ご自じ分ぶんの力ちからに頼たよる人ひとを用もちいる，ということです。（フィリ 4:13）

6. ダビデを助たすけるために用もちいられたバルジライの例れいからどんなことを学まなべますか。

⁶ それから数すう百ひゃく年ねん後ご，エホバはバルジライがダビデ王おうを助たすけるようにしました。ダビデと部ぶ下かたちは，ダビデの息子むすこアブサロムから逃にげていた時とき，「飢うえて疲つかれ，喉のどが渇かわいて」いました。バルジライはこの時ときすでに高こう齢れいでしたが，他たの人ひとたちと共ともに命いのちの危き険けんを冒おかしてダビデを助たすけました。自じ分ぶんはもう年としだからエホバの役やくに立たてないとは考かんがえず，困こまっていたダビデと部ぶ下かたちに，持もっている物ものを気き前まえよく差さし入いれました。（サム二に 17:27-29）どんな点てんを学まなべますか。エホバはどんな年ねん齢れいの人ひとも用もちいて，ご自じ分ぶんに仕つかえる国こく内ない外がいの兄きょう弟だい姉し妹まいに必ひつ要ような物ものを供きょう給きゅうできる，という点てんです。（格かく 3:27，28; 19:17）直ちょく接せつ支し援えんできなくても，世せ界かい的てき活かつ動どうに寄き付ふするなら，救きゅう援えんの奉ほう仕しを資し金きん面めんで支ささえることができます。（コリ二に 8:14，15; 9:11）

7. エホバはシメオンをどのように用もちいましたか。このことが私わたしたちの励はげみになるのはなぜですか。

 ⁷ エホバはエルサレムに住すむ高こう齢れいの忠ちゅう実じつな男だん性せいシメオンに，メシアを見みるまでは死しなないことを約やく束そくしました。シメオンにとって，この約やく束そくは大おおきな励はげみとなったに違ちがいありません。長ながい間あいだメシアの到とう来らいを待まっていたからです。シメオンの信しん仰こうと忍にん耐たいは報むくわれます。ある日ひ，「聖せいなる力ちからに動うごかされて」神しん殿でんに来きたシメオンは，赤あかん坊ぼうのイエスを見みます。エホバはシメオンに，この子こがキリストになるという預よ言げんを語かたらせました。（ルカ 2:25-35）シメオンはイエスが宣せん教きょうを始はじめるのを見みることはなかったでしょう。とはいえ，与あたえられた素す晴ばらしい機き会かいに感かん謝しゃしました。今こん後ご，さらに素す晴ばらしい機き会かいが待まっています。新あたらしい世せ界かいで，イエスの統とう治ちによって地ち上じょうの全すべての国こく民みんが祝しゅく福ふくを受うけるのを見みるからです。（創そう 22:18）私わたしたちは，エホバが与あたえてくださるどんな奉ほう仕しの機き会かいにも感かん謝しゃできます。

8. バルナバのようにエホバに用もちいられるために，どんなことができますか。

⁸ 西せい暦れき1世せい紀き，気き前まえよく与あたえるヨセフという男だん性せいがエホバに仕つかえていました。（使し徒と 4:36，37）ヨセフは兄きょう弟だい姉し妹まいをよく慰なぐさめていたのでしょう。使し徒とたちから「慰なぐさめの子こ」という意い味みのバルナバと呼よばれていました。サウロがクリスチャンになった後あとでも，多おおくの兄きょう弟だいはサウロに近ちかづくのを怖こわがりました。サウロが会かい衆しゅうを迫はく害がいしていたことを聞きいていたからです。そんな時とき，優やさしいバルナバがサウロを助たすけました。サウロはこの親しん切せつを非ひ常じょうに心こころ強づよく思おもったことでしょう。（使し徒と 9:21，26-28）後のちにエルサレムの長ちょう老ろうたちは，遠えん方ぽうのシリアのアンティオキアに住すむ兄きょう弟だいたちを励はげましたいと思おもった時とき，バルナバを遣つかわしました。この人じん選せんは適てき切せつでした。バルナバは「皆みなを，心こころからの決けつ意いを抱いだいて主しゅに従したがい続つづけるよう励はげまし始はじめ」ました。（使し徒と 11:22-24）今こん日にちでも，エホバは私わたしたちが兄きょう弟だい姉し妹まいにとって「慰なぐさめの子こ」になれるようにしてくださいます。家か族ぞくを亡なくした兄きょう弟だい姉し妹まいを慰なぐさめるために私わたしたちを用もちいるかもしれません。病びょう気きの人ひとや気き落おちしている人ひとに優やさしい言こと葉ばを掛かけるため，訪ほう問もんしたり電でん話わしたりするよう私わたしたちを動うごかすこともあります。あなたは，バルナバのようにエホバに用もちいられるようにしていますか。（テサ一いち 5:14）

9. エホバがワシーリーを助たすけた方ほう法ほうから，どんな点てんを学まなべますか。

⁹ エホバはワシーリーという兄きょう弟だいが会かい衆しゅうの牧ぼく者しゃとして能のう力りょくを伸のばすよう助たすけました。ワシーリーは26歳さいで長ちょう老ろうに任にん命めいされた時とき，自じ分ぶんが兄きょう弟だい姉し妹まいを支ささえることなどできるのだろうかと思おもっていました。兄きょう弟だい姉し妹まいの中なかには厳きびしい試し練れんに遭あっている人ひともいたからです。それでもワシーリーは経けい験けん豊ゆたかな長ちょう老ろうたちから貴き重ちょうな訓くん練れんを受うけました。王おう国こく宣せん教きょう学がっ校こうからも多おおくの点てんを教おしえられました。また，進しん歩ぽするよう真しん剣けんに努ど力りょくしました。取とり組くめる小ちいさな目もく標ひょうをリストにし，一ひとつ一ひとつをクリアするにつれ，不ふ安あんを乗のり越こえることができました。今いまはこう言いっています。「以い前ぜんは不ふ安あんに思おもっていた事こと柄がらを今いまでは楽たのしめるようになりました。エホバの助たすけで，会かい衆しゅうの兄きょう弟だい姉し妹まいを慰なぐさめるのにぴったりの聖せい句くを見みつけられると，とてもうれしくなります」。兄きょう弟だいの皆みなさん，ワシーリーのようにエホバへの奉ほう仕しに自じ分ぶんを差さし出だすことができますか。エホバはあなたが能のう力りょくを伸のばし，会かい衆しゅうで重おもい責せき任にんを担になえるようにしてくださるでしょう。

10. アビガイルはどんなことをしましたか。アビガイルの行こう動どうからどんな点てんを学まなべますか。

¹⁰ ダビデと忠ちゅう実じつな部ぶ下かたちがサウル王おうに追おわれていた時ときのことです。ダビデの部ぶ下かたちは，イスラエル人じんのナバルという裕ゆう福ふくな男だん性せいに，食しょく料りょうを幾いくらかでも分わけてもらえないだろうかと頼たのみました。荒こう野やでナバルの羊ひつじの群むれを守まもってきたので，正せい当とうなお願ねがいだと考かんがえていました。ところが身み勝がっ手てなナバルは，何なにも分わけ合あおうとはしませんでした。ダビデは激げき怒どし，ナバルとナバルの家いえの男だん性せいを皆みな殺ごろしにすることにしました。（サム一いち 25:3-13，22）ナバルの妻つまアビガイルは，機き転てんが利きく美うつくしい人ひとでした。勇ゆう気きを奮ふるってダビデの足あし元もとにひれ伏ふし，復ふく讐しゅうするなら流りゅう血けつの罪つみを犯おかすことになる，と言いいました。エホバが物もの事ごとを正ただすのを信しん頼らいしてください，と上じょう手ずに説せっ得とくしました。アビガイルの謙けん遜そんな言こと葉ばと思し慮りょ深ぶかい行こう動どうは，ダビデの心こころを動うごかしました。ダビデは，アビガイルを遣つかわしたのがエホバであることを認みとめました。（サム一いち 25:23-28，32-34）アビガイルは優すぐれた資し質しつを身みに付つけていたので，エホバに用もちいられました。クリスチャンの女じょ性せいも，機き転てんを利きかせ，識しき別べつ力りょくを働はたらかせることにより，エホバに用もちいていただけます。家か族ぞくや会かい衆しゅうの兄きょう弟だい姉し妹まいの信しん仰こうを強つよめることができるのです。（格かく 24:3。テト 2:3-5）

11. シャルムの娘むすめたちは何なにをしましたか。誰だれがその手て本ほんに倣ならっていますか。

¹¹ それから数すう百ひゃく年ねん後ご，シャルムの娘むすめたちはエルサレムの城じょう壁へきを修しゅう復ふくするためにエホバに用もちいられました。（ネヘ 2:20; 3:12）父ちち親おやのシャルムは高こう官かんでしたが，娘むすめたちは難むずかしい危き険けんな仕し事ごとを進すすんで行おこないました。（ネヘ 4:15-18）テコアの著ちょ名めいな男だん性せいたちとは大おお違ちがいです。その人ひとたちは「監かん督とくに服ふくすことを嫌いやがり，協きょう力りょく」しませんでした。（ネヘ 3:5）工こう事じがわずか52日にちで完かん了りょうした時とき，シャルムの娘むすめたちがどんなに喜よろこんだか想そう像ぞうしてください。（ネヘ 6:15）現げん在ざいでも，意い欲よくを持もつ姉し妹まいたちが特とく別べつな形かたちの神しん聖せいな奉ほう仕しを喜よろこんで行おこなっています。エホバに献けん堂どうされる建たて物ものの建けん設せつやメンテナンスという奉ほう仕しです。技ぎ能のうや熱ねつ意いを持もつ忠ちゅう実じつな姉し妹まいたちは，大おおきな役やく割わりを担になっています。

12. どうすればタビタのようにエホバに用もちいていただけますか。

¹² エホバに心こころを動うごかされたタビタは，「たくさんの善ぜん行こうと憐あわれみの施ほどこしを」しました。特とくに，やもめたちのためにそうしました。（使し徒と 9:36）気き前まえよく親しん切せつに与あたえていたタビタの死しを，多おおくの人ひとが嘆なげきました。しかし，ペテロがタビタを復ふっ活かつさせるのを見みて，人ひと々びとは喜よろこびに湧わきました。（使し徒と 9:39-41）タビタから何なにを学まなべますか。老ろう若にゃく男なん女にょを問とわず，誰だれもが兄きょう弟だい姉し妹まいのためになることを行おこなえる，という点てんです。（ヘブ 13:16）

13. ルツという内うち気きな姉し妹まいはエホバにどのように用もちいられましたか。姉し妹まいは何なんと言いいましたか。

¹³ ルツという内うち気きな姉し妹まいは宣せん教きょう者しゃになりたいと思おもっていました。子こ供どもの頃ころは，家いえから家いえへ走はしり回まわってパンフレットを配はい布ふしていました。「これは本ほん当とうに楽たのしい活かつ動どうでした」と言いっています。しかし，戸と口ぐちで神かみの王おう国こくについて人ひと々びとと話はなすことはとても難むずかしいと思おもっていました。内うち気きではありましたが，18歳さいで正せい規き開かい拓たく者しゃになりました。1946年ねんに，ものみの塔とうギレアデ聖せい書しょ学がっ校こうに出しゅっ席せきし，後のちにハワイと日に本ほんで奉ほう仕ししました。ルツはエホバに用もちいられ，それらの場ば所しょで良よい知しらせ を精せい力りょく的てきに伝つたえました。奉ほう仕しを80年ねん近ちかく行おこなった後のち，こう語かたりました。「エホバは私わたしを力ちからづけてくださいました。内うち気きを克こく服ふくできるよう助たすけてくださいました。エホバはご自じ分ぶんに信しん頼らいを置おく人ひとなら誰だれでも……お用もちいになれるということを私わたしは固かたく信しんじています」。

14. コロサイ 1章しょう29節せつによれば，エホバに用もちいていただくにはどうする必ひつ要ようがありますか。

¹⁴ エホバはいつの時じ代だいも，ご自じ分ぶんに仕つかえる人ひとたちがいろいろな役やく割わりを担になえるようにしてきました。エホバはあなたを何なににならせるでしょうか。あなたが一いっ生しょう懸けん命めいに努ど力りょくするかどうかに多おおくがかかっています。（コロサイ 1:29を読よむ。）あなたが自じ分ぶんを差さし出だすなら，エホバはあなたを熱ねっ心しんな福ふく音いん伝でん道どう者しゃ，上じょう手ずに教おしえる人ひと，温あたたかく慰なぐさめる人ひと，腕うでのいい職しょく人にん，心こころ強づよい友ともにならせ，ご自じ分ぶんの望のぞむことを行おこなえるようにしてくださいます。

15. テモテ第だい一いち 4章しょう12，15節せつで勧すすめられている通とおり，若わかい兄きょう弟だいはエホバにどんなことを祈いのれますか。

¹⁵ もうすぐ成せい人じんする若わかい兄きょう弟だいは何なにができますか。援えん助じょ奉ほう仕し者しゃとして会かい衆しゅうのために働はたらける，活かつ力りょくのある兄きょう弟だいが大おお勢ぜい必ひつ要ようとされています。多おおくの会かい衆しゅうでは，援えん助じょ奉ほう仕し者しゃの数かずが長ちょう老ろうの数かずを下した回まわっています。若わかい兄きょう弟だいは，会かい衆しゅうのためにもっと貢こう献けんしようという意い欲よくを高たかめることができますか。兄きょう弟だいの中なかには，「伝でん道どう者しゃとして定てい期き的てきに奉ほう仕しできればそれで十じゅう分ぶんです」と言いう人ひとがいます。同おなじように感かんじているなら，エホバに意い欲よくと力ちからを求もとめて祈いのってください。援えん助じょ奉ほう仕し者しゃになろうとする意い欲よくと，ベストを尽つくしてエホバに仕つかえるための力ちからを求もとめるのです。（伝でん 12:1）皆みなさんの助たすけがぜひとも必ひつ要ようです。（テモテ第だい一いち4:12，15を読よむ。）

16. エホバに何なにを求もとめて祈いのる必ひつ要ようがありますか。なぜですか。

¹⁶ エホバはあなたを，ご自じ分ぶんの望のぞむことを果はたす上うえで必ひつ要ようなどんなものにもならせることができます。ですから，エホバのために働はたらこうとする意い欲よくを求もとめて祈いのりましょう。また，必ひつ要ような力ちからを与あたえてくださるよう祈いのりましょう。若わかい人ひとも年ねん長ちょうの人ひとも，時じ間かんやエネルギーなど，持もっているものを使つかって今いまエホバを敬うやまいましょう。（伝でん 9:10）エホバにもっと仕つかえるための貴き重ちょうな機き会かいが開ひらかれるとき，自じ分ぶんには無む理りだとすぐに決きめ付つけないでください。私わたしたち全すべてには，愛あい情じょう深ぶかい父ちちエホバを敬うやまうことに貢こう献けんするという素す晴ばらしい機き会かいがあるのです。