1. マタイ 28章しょう18-20節せつによると，イエスが弟で子したちに伝つたえた大たい切せつなこととは何なんですか。

イエスは復ふっ活かつ後ご，ガリラヤで集あつまっていた弟で子したちの前まえに現あらわれました。伝つたえたい大たい切せつなことがあったのです。何なんでしょうか。イエスの言こと葉ばは，マタイ 28章しょう18-20節せつに載のせられています。（読よむ。）

2. これからどんな点てんを考かんがえますか。

² 神かみに仕つかえている私わたしたち一人ひとり一人ひとりも，人ひと々びとを弟で子しとするようにというイエスの言こと葉ばに従したがう必ひつ要ようがあります。それで，イエスから託たくされた務つとめに関かん連れんした3つの点てんを考かんがえてみましょう。（1）聖せい書しょを学まなんでいる人ひとに，神かみの求もとめていることだけでなく，どんなことも教おしえる必ひつ要ようがありますか。（2）学まなんでいる人ひとの進しん歩ぽを助たすけるために会かい衆しゅうの一人ひとり一人ひとりには何なにができますか。（3）不ふ活かっ発ぱつ *になっている仲なか間まが人ひと々びとを弟で子しとする活かつ動どうに再ふたたび参さん加かできるよう，どのように助たすけることができますか。

3. イエスの指し示じには，どんな大たい切せつな点てんが含ふくまれていましたか。

³ イエスの指し示じははっきりしています。私わたしたちは，イエスが命めいじた事こと柄がらを人ひと々びとに教おしえなければなりません。とはいえ，忘わすれてはいけない大たい切せつな点てんがあります。イエスは，私わたしが命めい令れいした事こと柄がら全すべてを教おしえ なさいとではなく，「私わたしが命めい令れいした事こと柄がら全すべてを守まもるように教おしえなさい」と言いいました。この指し示じに従したがって聖せい書しょを教おしえるには，何なにを行おこなうべきかだけでなく，それをどのように行おこなうかも教おしえる必ひつ要ようがあります。どうしてそう言いえるでしょうか。

4. 命めい令れいを守まもるとはどういうことですか。どんな例たとえで説せつ明めいできますか。

⁴ 命めい令れいを「守まもる」とは，命めい令れいに従したがうということです。キリストが命めい令れいした事こと柄がらを守まもる，つまりそれに従したがうよう誰だれかに教おしえるとはどういうことか，例たとえで考かんがえてみましょう。自じ動どう車しゃ教きょう習しゅう所じょの教きょう官かんは，交こう通つう法ほう規きを守まもるよう生せい徒とを教おしえるためにどんなことをするでしょうか。まずは教きょう室しつで，どんな法ほう規きがあるかを教おしえます。でも，どのように守まもるかを教おしえるには，ほかにもしなければならないことがあります。路ろ上じょう教きょう習しゅうの際さいに助じょ手しゅ席せきに乗のり，学まなんだことを実じっ践せんできるように助たすけるのです。この例たとえから何なにが分わかるでしょうか。

5. （ア）ヨハネ 14章しょう15節せつとヨハネ第だい一いち 2章しょう3節せつによると，聖せい書しょを学まなんでいる人ひとに，何なにをするよう教おしえる必ひつ要ようがありますか。（イ）聖せい書しょの教おしえを実じっ践せんするよう助たすけるために何なにができますか。

⁵ 聖せい書しょ研けん究きゅうの時とき，私わたしたちは神かみの求もとめていることを教おしえます。でも，それだけでは十じゅう分ぶんではありません。学まなんだことを毎まい日にちの生せい活かつで実じっ践せんするよう教おしえる必ひつ要ようがあります。（ヨハネ 14:15，ヨハネ第だい一いち2:3を読よむ。）聖せい書しょの基き本ほん的てきな教おしえを学がっ校こうや職しょく場ばで，また自じ由ゆうな時じ間かんにどのように実じっ践せんできるか，実じつ例れいを示しめしましょう。自じ分ぶんの経けい験けんの中なかから，聖せい書しょの教おしえに従したがった結けっ果か，良よくないことから守まもられたことや，良よい判はん断だんができたことなどを話はなせます。学まなんでいる人ひとと一いっ緒しょに祈いのる時ときには，その人ひとを聖せいなる力ちからによって導みちびいてください，とエホバにお願ねがいすることができます。（ヨハ 16:13）

6. イエスの命めい令れいを守まもるよう教おしえることには，何なにが関かん係けいしていますか。

⁶ イエスの命めい令れいを守まもるよう教おしえることには，何なにが関かん係けいしていますか。学まなんでいる人ひとの心こころに，人ひと々びとを弟で子しとしたいという気き持もちが育そだつよう助たすける必ひつ要ようがあります。中なかには，伝でん道どうに参さん加かするなんてとてもできない，と思おもう人ひともいるかもしれません。ですから，私わたしたちは辛しん抱ぼう強づよくなければなりません。学まなんでいる人ひとの理り解かいを徐じょ々じょに深ふかめ，心こころを動うごかし，行こう動どうを促うながすような教おしえ方かたをする必ひつ要ようがあるのです。では，良よい知しらせを伝つたえたいという気き持もちを育そだてるには，どうしたらよいでしょうか。

7. 良よい知しらせを伝つたえたいという気き持もちを育そだてるために，どんなことができますか。

⁷ 学まなんでいる人ひとに次つぎのような質しつ問もんができるかもしれません。「聖せい書しょの教おしえの通とおりにしてみて，どんな良よいことがありましたか。ほかの人ひとも聖せい書しょを学まなんだらいいと思おもいませんか。そのために，どんなことができると思おもいますか」。（格かく 3:27。マタ 9:37，38）学まなんでいる人ひとに，宣せん教きょうツールボックスにあるパンフレットを見みせ，親しん戚せきや友とも達だちや同どう僚りょうに良よさそうなものを幾いくつか選えらんでもらいましょう。それらを何なん部ぶか渡わたしてください。パンフレットを上じょう手ずに紹しょう介かいできるように一いっ緒しょに練れん習しゅうしましょう。バプテスマを受うけていない伝でん道どう者しゃになったなら，一いっ緒しょに伝でん道どうを行おこない，さらに教おしえることができます。（伝でん 4:9，10。ルカ 6:40）

8. 学まなんでいる人ひとが神かみと隣りん人じんへの愛あいを育そだてることは，なぜ大たい切せつですか。（「 神かみへの愛あいを育そだてるよう，学まなんでいる人ひとを助たすけるために」も参さん照しょう。）

⁸ イエスは「私わたしが命めい令れいした事こと柄がら全すべてを守まもるように教おしえなさい」と言いいました。この命めい令れいには，2つの重じゅう要ようなおきてが含ふくまれています。神かみを愛あいすることと隣りん人じんを愛あいすることです。（マタ 22:37- 39）学まなんでいる人ひとに，この2つのおきてを守まもるよう教おしえるなら，伝でん道どうするよう助たすけていることになります。神かみと隣りん人じんへの愛あいが大おおきくなっていくと，伝でん道どうしたいという気き持もちが強つよくなるからです。中なかには，伝でん道どうすることに恐おそれを感かんじる人ひともいることでしょう。そういう時ときは，エホバの助たすけがあれば人ひとへの恐おそれを少すこしずつ克こく服ふくできる，と話はなしてあげましょう。（詩し 18:1-3。格かく 29:25）この記き事じの囲かこみには，神かみへの愛あいを育そだてるよう，学まなんでいる人ひとを助たすけるのに役やく立だつ点てんが載のせられています。では，神かみと隣りん人じんへの愛あいを育そだてる面めんで，学まなんでいる人ひとを助たすけるために会かい衆しゅうの一人ひとり一人ひとりには何なにができるでしょうか。

9. 自じ動どう車しゃ教きょう習しゅうでは，生せい徒とはどのようにして大たい切せつな点てんを学まなびますか。

⁹ 自じ動どう車しゃ教きょう習しゅうの例たとえをもう一いち度ど考かんがえてみましょう。生せい徒とは，教きょう官かんを隣となりに乗のせて運うん転てんする時とき，どのようにして学まなぶでしょうか。教きょう官かんの言こと葉ばを聞きいたり，ほかのドライバーが安あん全ぜんに運うん転てんしている様よう子すを見みたりして学まなびます。例たとえば教きょう官かんは，親しん切せつなドライバーがほかの車くるまに道みちを譲ゆずっている様よう子すや，ほかのドライバーがまぶしくないようにヘッドライトを下した向むきにしている様よう子すに，生せい徒との注ちゅう意いを向むけるかもしれません。生せい徒とはこうした実じつ例れいを通とおして，自じ分ぶんが運うん転てんする時ときに役やく立だつ大たい切せつな点てんを学まなぶことができます。

10. 学まなんでいる人ひとが進しん歩ぽする上うえで，何なにが助たすけになりますか。

¹⁰ 同おなじように，聖せい書しょを学まなんでいる人ひとも命いのちの道みちを走はしり始はじめると，教おしえてくれている人ひとからだけでなく，エホバに仕つかえているほかの人ひとたちの良よい手て本ほんからも学まなんでいきます。学まなんでいる人ひとが進しん歩ぽする上うえで，何なにが大おおきな助たすけになりますか。エホバの証しょう人にんの集しゅう会かいに出しゅっ席せきすることです。どうしてそう言いえますか。集しゅう会かいでは，聖せい書しょから教おしえられるので，知ち識しきを深ふかめ，信しん仰こうを強つよめ，神かみへの愛あいを育そだてることができます。（使し徒と 15:30-32）また，教おしえている人ひとは学まなんでいる人ひとに，その人ひとと同おなじような状じょう況きょうにいる兄きょう弟だい姉し妹まいを紹しょう介かいすることができます。学まなんでいる人ひとは，兄きょう弟だい姉し妹まいがどのように愛あいを示しめしているかを実じっ際さいに見みることができるでしょう。

11. 学まなんでいる人ひとは，集しゅう会かいでどんなことに気き付づくかもしれませんか。そこからどんな励はげみを受うけますか。

¹¹ 次つぎのような場ば面めんを考かんがえてみてください。一人ひとりで子こ供どもを育そだてながら聖せい書しょを学まなんでいる女じょ性せいは，ある姉し妹まいが自じ分ぶんと似にた状じょう況きょうにあることを知しります。その姉し妹まいが一いっ生しょう懸けん命めいに努ど力りょくして幼おさない子こ供どもたちを連つれて集しゅう会かいに来きているのを見みて，心こころを動うごかされます。たばこをやめるのに苦く労ろうしている男だん性せいは，同おなじように苦く労ろうしたもののやめられた兄きょう弟だいと知しり合あいます。兄きょう弟だいは，エホバへの愛あいが強つよくなるにつれて，エホバが命めいじていることに従したがいたいという気き持もちも強つよくなった，と話はなします。（コリ二に 7:1。フィリ 4:13）男だん性せいは，その兄きょう弟だいから「大だい丈じょう夫ぶですよ，やめられます」と励はげまされ，頑がん張ばろうという気き持もちになります。若わかい女じょ性せいは，同どう世せ代だいの姉し妹まいがエホバの証しょう人にんとして生いき生いきしていることに気き付づきます。そして，どうしていつもあんなふうに幸しあわせそうなのか，もっと知しりたいと思おもいます。

12. 会かい衆しゅうの一人ひとり一人ひとりは，学まなんでいる人ひとの進しん歩ぽを助たすけることができます。なぜそう言いえますか。

¹² 学まなんでいる人ひとは，さまざまな兄きょう弟だい姉し妹まいと知しり合あうことによって，その手て本ほんから，キリストの命めい令れいに従したがって神かみと隣りん人じんを愛あいするとはどういうことかを理り解かいするようになります。（ヨハ 13:35。テモ一いち 4:12）また，すでに考かんがえたように，自じ分ぶんと同おなじような問もん題だいと闘たたかっている兄きょう弟だい姉し妹まいから，自じ分ぶんも きっと変かわれるという励はげみを得えることもできます。（申しん 30:11）会かい衆しゅうの一人ひとり一人ひとりはいろいろな方ほう法ほうで，学まなんでいる人ひとの進しん歩ぽを助たすけることができるのです。（マタ 5:16）学まなんでいる人ひとが集しゅう会かいに来きているなら，その人ひとのためにあなたには何なにができますか。

13-14. イエスは，弱よわくなっていた使し徒とたちをどのように助たすけましたか。

¹³ 私わたしたちは，不ふ活かっ発ぱつな兄きょう弟だい姉し妹まいが人ひと々びとを弟で子しとする活かつ動どうに再ふたたび参さん加かするよう助たすけたいと思おもっています。その活かつ動どうはイエスから託たくされた務つとめだからです。イエスは，弱よわくなっていた使し徒とたちをどのように助たすけたでしょうか。私わたしたちはどのようにイエスに倣ならえますか。

¹⁴ イエスが間まもなく殺ころされようとしていた時とき，使し徒とたちは「皆みなイエスを見み捨すてて逃にげて」いきました。（マル 14:50。ヨハ 16:32）一いち時じ的てきに弱よわくなっていた使し徒とたちを，イエスはどのように助たすけたでしょうか。復ふっ活かつしてすぐ，弟で子しである女じょ性せいたちに，「恐おそれることはありません！ 行いって，私わたしの兄きょう弟だいたちに[私わたしが生いき返かえったことを]報ほう告こくしなさい」と言いいました。（マタ 28:10前ぜん半はん）イエスは使し徒とたちを見み限かぎったりしませんでした。自じ分ぶんを見み捨すてた使し徒とたちのことを「私わたしの兄きょう弟だいたち」と呼よびました。イエスはエホバのように，憐あわれみを示しめし，使し徒とたちを許ゆるしたのです。（王おう二に 13:23）

15. 今いまは伝でん道どうに参さん加かしていない人ひとたちのことを，私わたしたちが気き遣づかっているのはどうしてですか。

¹⁵ 私わたしたちも，今いまは伝でん道どうに参さん加かしていない人ひとたちのことを深ふかく気き遣づかっています。その人ひとたちは，今いまも私わたしたちの愛あいする兄きょう弟だいたち，姉し妹まいたちです。エホバへの愛あいに動うごかされて何なん年ねんも，あるいは何なん十じゅう年ねんも熱ねっ心しんに頑がん張ばっていました。（ヘブ 6:10）私わたしたちは，また一いっ緒しょに奉ほう仕ししたい，と心こころから願ねがっています。（ルカ 15:4-7）では，どうすればイエスのような気き遣づかいを示しめせるでしょうか。

16. どうすれば不ふ活かっ発ぱつな兄きょう弟だい姉し妹まいへの気き遣づかいを示しめせますか。

¹⁶ 集しゅう会かいに誘さそう。イエスは，弱よわくなっていた使し徒とたちを力ちからづけるため，集しゅう会かいに招まねきました。（マタ 28:10後こう半はん。コリ一いち 15:6）私わたしたちも同おなじようにすることができます。不ふ活かっ発ぱつな人ひとが集しゅう会かいに来きていないのであれば，ぜひ出しゅっ席せきするように誘さそいましょう。実じっ際さいに来きてくれるまでには，何なん度ども誘さそう必ひつ要ようがあるかもしれません。イエスは，自じ分ぶんの招まねきに応こたえて弟で子したちが集あつまっているのを見みて，うれしく思おもったに違ちがいありません。（マタ 28:16。ルカ 15:6と比ひ較かく。）

17. 不ふ活かっ発ぱつな兄きょう弟だい姉し妹まいが集しゅう会かいに来きたら，私わたしたちには何なにができますか。

¹⁷ 心こころから歓かん迎げいする。イエスは，弟で子したちが歓かん迎げいされていると感かんじられるように，自じ分ぶんから近ちかづいて話はなし掛かけました。（マタ 28:18）不ふ活かっ発ぱつな人ひとが集しゅう会かいに来きたら，私わたしたちには何なにができますか。自じ分ぶんの方ほうから近ちかづいて心こころから歓かん迎げいできます。何なんと声こえを掛かけたらよいだろうと思おもうかもしれませんが，会あえて本ほん当とうにうれしいという気き持もちを素す直なおに伝つたえるなら，相あい手てに気きまずい思おもいをさせることはないでしょう。

18. 不ふ活かっ発ぱつな兄きょう弟だい姉し妹まいの不ふ安あんを和やわらげるために何なにができますか。

¹⁸ 不ふ安あんを和やわらげる。イエスの弟で子したちは，世せ界かい中じゅうで伝でん道どうすることなどとてもできないと思おもったかもしれません。でもイエスは，「私わたしは……いつの日ひもあなたたちと共ともにいる」と言いって，弟で子したちを安あん心しんさせました。（マタ 28:20）どうなりましたか。すぐに弟で子したちは，「良よい知しらせを広ひろめ」て教おしえる活かつ動どうに打うち込こむようになりました。 （使し徒と 5:42）不ふ活かっ発ぱつな兄きょう弟だい姉し妹まいも不ふ安あんに立たち向むかう必ひつ要ようがあります。再ふたたび伝でん道どうに出で掛かけることに恐おそれを感かんじているかもしれません。1人ひとりだけで伝でん道どうする必ひつ要ようはない，と伝つたえることができます。その人ひとが伝でん道どうに出で始はじめたら，一いっ緒しょに奉ほう仕しを行おこなえます。その人ひとが再ふたたび良よい知しらせを伝つたえる時ときに，こうした助たすけを差さし伸のべるなら，喜よろこんでもらえるでしょう。不ふ活かっ発ぱつな人ひとたちも私わたしたちの兄きょう弟だい姉し妹まいなのですから，私わたしたちがその人ひとたちを助たすけるなら，会かい衆しゅう全ぜん体たいに大おおきな喜よろこびがもたらされるでしょう。

19. 私わたしたちはどんなことを決けつ意いしていますか。なぜですか。

¹⁹ 人ひと々びとを弟で子しとする活かつ動どうはいつまで続つづくのでしょうか。この体たい制せいが終おわる時ときまでです。（マタ 28:20。用よう語ご集しゅう「体たい制せいの終しゅう結けつ」を参さん照しょう。）イエスから託たくされたこの務つとめをやり遂とげることはできるでしょうか。私わたしたちは，やり遂とげることを決けつ意いしています。「永えい遠えんの命いのちを得えるための正ただしい態たい度どを持もつ人ひと」を探さがすために，自じ分ぶんの時じ間かんや体たい力りょくや資し産さんを喜よろこんで用もちいます。（使し徒と 13:48）そうするなら，イエスの手て本ほんに倣ならっていることになります。イエスはこう言いいました。「私わたしの食たべ物ものとは，私わたしを遣つかわした方かたの望のぞむことを行おこない，与あたえられた仕し事ごとを成なし遂とげることです」。（ヨハ 4:34; 17:4）私わたしたちも，同おなじようにしたいと心こころから願ねがっています。託たくされた務つとめをやり遂とげたいと思おもっているのです。（ヨハ 20:21）そして，不ふ活かっ発ぱつな兄きょう弟だい姉し妹まいも共ともに，皆みなでこの活かつ動どうを最さい後ごまで行おこないたいと思おもっています。（マタ 24:13）

20. フィリピ 4章しょう13節せつによると，私わたしたちがイエスから託たくされた務つとめをやり遂とげることができる，と言いえるのはなぜですか。

²⁰ 確たしかに，イエスから託たくされたこの大おおきな務つとめをやり遂とげるのは簡かん単たんなことではありません。しかし，私わたしたちは自じ分ぶんたちだけでこの務つとめを果はたすわけではありません。イエスは，共ともにいると約やく束そくしてくれました。私わたしたちは人ひと々びとを弟で子しとする活かつ動どうを，「神かみと共ともに働はたらく者もの」として，「キリストと共ともに」行おこないます。（コリ一いち 3:9。コリ二に 2:17）ですから，必かならずやり遂とげることができます。この務つとめを行おこない，ほかの人ひともこの務つとめに加くわわるよう助たすけることができるのは，何なんと素す晴ばらしいことでしょう！（フィリピ 4:13を読よむ。）