1. サタンはどんな点てんでハンターに似にていますか。

ハンターの狙ねらいは，獲え物ものを捕つかまえるか殺ころすかすることです。そのために，さまざまなわなや仕し掛かけを使つかいます。聖せい書しょにもそのことが書かかれています。（ヨブ 18:8-10）ハンターは，獲え物ものをわなにおびき寄よせるためにどんなことをするでしょうか。その動どう物ぶつをじっくり観かん察さつします。どこを通とおりますか。何なにを好このみますか。どんなわななら気き付づかれずに済すむでしょうか。サタンも同おなじように，私わたしたちのことをじっくり観かん察さつしています。私わたしたちがどこに行いき，どんなものを好このむかをよく知しっています。そして，私わたしたちに気き付づかれないようなわなを仕し掛かけてきます。でも聖せい書しょは，そうしたわなに掛かかってしまったとしても逃のがれることができる，と教おしえています。また，どうすればそうしたわなを最さい初しょから避さけることができるかも教おしえています。

2. サタンが使つかうわなの中なかでも特とくに効こう果か的てきなのは何なんですか。

² サタンが使つかうわなの中なかでも特とくに効こう果か的てきなのは，誇ほこりと貪どん欲よくです。 * サタンは数すう千せん年ねんにわたって，この良よくない傾けい向こうをうまく利り用ようしてきました。サタンは，網あみを使つかったりわなにおびき寄よせたりして鳥とりを捕とる人ひとのようです。（詩し 91:3）しかし，だからといって，サタンのわなを避さけられないわけではありません。サタンが使つかう手て口ぐちをエホバが教おしえてくれているからです。（コリ二に 2:11）

3. エホバが聖せい書しょの中なかに実じつ例れいを収おさめたのはなぜですか。

³ エホバは，誇ほこりや貪どん欲よくが危き険けんであることをさまざまな実じつ例れいを通とおして教おしえてくれています。これから考かんがえる実じつ例れいから分わかる通とおり，エホバに 長なが年ねん仕つかえていた人ひとたちでさえ，サタンのわなに掛かかってしまいました。これはつまり，私わたしたちもサタンの餌え食じきになってしまうということでしょうか。そうではありません。エホバはこれらの例れいを「私わたしたちへの警けい告こく」として聖せい書しょに収おさめてくれました。（コリ一いち 10:11）エホバは，私わたしたちが警けい告こくの例れいから学まなんで，悪あく魔まのわなを避さけることやそこから逃のがれることができる，ということをご存ぞんじです。

4. 誇ほこりの気き持もちが大おおきくなると，どうなりますか。

⁴ サタンは，私わたしたちが間ま違ちがった誇ほこりを抱いだくことを願ねがっています。そうした誇ほこりの気き持もちが大おおきくなるままにすると，私わたしたちはサタンのようになり，永えい遠えんの命いのちを得えられなくなってしまいます。サタンはそのことを知しっています。（格かく 16:18）それで使し徒とパウロは，「思おもい上あがって，悪あく魔まと同おなじように断だん罪ざいされる」ことがないようにと警けい告こくしました。（テモ一いち 3:6，7）この警けい告こくは，真しん理りに新あたらしい人ひとにも，エホバに長なが年ねん仕つかえてきた人ひとにも当あてはまります。

5. 伝でん道どうの書しょ 7章しょう16，20節せつからすると，どんな時ときに誇ほこりを示しめしてしまうことがあるかもしれませんか。

⁵ 誇ほこりは自じ分ぶん中ちゅう心しんの考かんがえ方かたをしていることの表あらわれです。サタンは，私わたしたちにそうした考かんがえ方かたをさせようと仕し向むけてきます。特とくに問もん題だいにぶつかった時ときに，エホバよりも自じ分ぶんのことを優ゆう先せんして考かんがえさせようとするのです。例たとえば，してもいないことで批ひ判はんされたり，不ふ当とうな扱あつかいを受うけたりしたことがありますか。サタンは，私わたしたちがエホバや兄きょう弟だいたちのことを悪わるく言いうのを見みたいと思おもっています。また，私わたしたちがエホバから与あたえられている導みちびきに従したがわずに，自じ分ぶんの方ほう法ほうで解かい決けつするしかないと考かんがえることを望のぞんでいます。（伝でん道どうの書しょ7:16，20を読よむ。）

6. オランダの姉し妹まいの例れいから何なにを学まなべますか。

⁶ オランダの姉し妹まいの例れいを考かんがえてみましょう。姉し妹まいは，仲なか間まの不ふ完かん全ぜんさに腹はらを立たて，もう我が慢まんの限げん界かいだ，と感かんじました。こう言いっています。「孤こ独どくを感かんじ，許ゆるすのは無む理りだと思おもいました。そして主しゅ人じんに，別べつの会かい衆しゅうに行いくしかない，と言いいました」。その後ご，姉し妹まいはJW Broadcastingブロードキャスティングで2016年ねん3月がつ のマンスリープログラムを見みました。その話はなしでは，仲なか間まの不ふ完かん全ぜんさにどのように対たい処しょすることができるかが取とり上あげられていました。姉し妹まいはこう述のべています。「会かい衆しゅうの兄きょう弟だい姉し妹まいを変かえようとするのではなく，自じ分ぶんの間ま違ちがいを謙けん遜そんに認みとめる必ひつ要ようがあるということに気き付づきました。その話はなしのおかげで，エホバとエホバの主しゅ権けんに思おもいを向むけることができました」。何なにを学まなべますか。問もん題だいにぶつかるとしても，エホバに思おもいを向むけ続つづけるということです。仲なか間まに対たいしてエホバと同おなじ見み方かたができるよう，助たすけを求もとめて祈いのりましょう。天てんのお父とうさんエホバは，兄きょう弟だい姉し妹まいの間ま違ちがいに気き付づいていますが，それでも進すすんで許ゆるしています。そして，あなたにも同おなじようにしてほしいと思おもっています。（ヨハ一いち 4:20）

7. ウジヤ王おうにどんなことが起おきましたか。

⁷ ユダのウジヤ王おうは，誇ほこりのせいで助じょ言げんを退しりぞけ，出で過すぎた行こう動どうをしました。ウジヤはとても能のう力りょくがある人ひとでした。多おおくの戦たたかいで勝しょう利りし，建けん設せつや農のう業ぎょうの面めんでも成せい功こうを収おさめました。「真しんの神かみ[が]彼かれを成せい功こうさせた」のです。（代だい二に 26:3-7，10）「ところが，ウジヤは強つよくなるとすぐに心こころが傲ごう慢まんになって身みを滅ほろぼした」と聖せい書しょは述のべています。エホバの命めい令れいによると，神しん殿でんで香こうを捧ささげることができるのは，祭さい司しだけでした。しかしウジヤ王おうは，香こうを捧ささげようとして神しん殿でんに入はいるという出で過すぎた行こう動どうをしました。エホバは不ふ快かいに感かんじ，誇ほこりを抱いだいたウジヤを重おもい皮ひ膚ふ病びょうで打うちました。ウジヤは死しぬ日ひまで重おもい皮ひ膚ふ病びょうを患わずらいました。（代だい二に 26:16-21）

8. コリント第だい一いち 4章しょう6，7節せつは，誇ほこりを抱いだかないようにする上うえでどのように役やく立だちますか。

⁸ 私わたしたちも，誇ほこりのせいでウジヤと同おなじように罪つみを犯おかしてしまうことがあるでしょうか。ホセ兄きょう弟だいの例れいを考かんがえてみましょう。兄きょう弟だいはとても有ゆう能のうなビジネスマンで，会かい衆しゅうでは頼たよりにされる長ちょう老ろうでした。大たい会かいで話はなしをしたり，巡じゅん回かい監かん督とくからアドバイスを求もとめられたりもしました。当とう時じのことについてこう述のべています。「でも私わたしは自じ分ぶんの能のう力りょくや経けい験けんに頼たよっていました。エホバに頼たよっていなかったんです。自じ分ぶんは大だい丈じょう夫ぶだと考かんがえて，エホバの警けい告こくや助じょ言げんを聞きこうとしませんでした」。兄きょう弟だいは，重じゅう大だいな罪つみを犯おかして排はい斥せきされました。そして，数すう年ねん前まえに復ふっ帰きしました。こう言いっています。「エホバは大たい切せつなことを教おしえてくれました。大だい事じなのは立たち場ばを得えることではなく，エホバが私わたしたちに求もとめていることを 行おこなうことなんです」。自じ分ぶんが持もっている能のう力りょくや会かい衆しゅうで与あたえられている立たち場ばや務つとめは全すべてエホバからのものだ，ということを忘わすれないようにしましょう。（コリント第だい一いち4:6，7を読よむ。）誇ほこりの気き持もちがあるなら，エホバに用もちいられることはありません。

9. 貪どん欲よくになったサタンやエバは，どんなことをしましたか。

⁹ 貪どん欲よくといえば，悪あく魔まサタンのことが思おもい浮うかぶでしょう。サタンは，エホバの天てん使しとしてさまざまな祝しゅく福ふくを味あじわっていたに違ちがいありません。でもそれで満まん足ぞくせず，エホバだけが受うけるべき崇すう拝はいを受うけたい，と思おもうようになりました。サタンの狙ねらいは，私わたしたちに自じ分ぶんと同おなじ道みちを歩あゆませることです。それで，いま持もっているものでは満まん足ぞくできない，と思おもわせようとしてきます。サタンが最さい初しょに誘ゆう惑わくしたのはエバでした。エホバは愛あい情じょう深ぶかく，エバと夫おっとのアダムに食たべ物ものを十じゅう分ぶんに与あたえていました。1本ぽんの木きを除のぞき，「庭てい園えんの全すべての木きの実み」を食たべることができたのです。（創そう 2:16）しかし，サタンはエバを欺あざむき，禁きんじられた木きの実みを食たべたいと思おもうように仕し向むけました。エバは自じ分ぶんが持もっているものに満まん足ぞくできず，もっと多おおくを欲ほしがりました。その結けっ果か，どうなったでしょうか。エバは罪つみを犯おかし，やがて死しにました。（創そう 3:6，19）

10. ダビデ王おうにとって，貪どん欲よくはどのようにわなとなりましたか。

¹⁰ ダビデ王おうは，エホバから富とみや名めい声せいや敵てきに対たいする勝しょう利りを与あたえられました。でも貪どん欲よくのせいで，それらの祝しゅく福ふくを忘わすれました。初はじめのうちダビデは，エホバからもらったものが「あまりに多おおくて語かたり尽つくせ[ない]」ことを認みとめていました。（詩し 40:5）でもある時とき，ダビデはそのことを忘わすれてしまいました。満まん足ぞくできなくなり，もっと多おおくを欲ほしがりました。ダビデには幾いく人にんも妻つまがいましたが，心こころの中なかでほかの人ひとの妻つまに対たいする欲よく望ぼうを募つのらせました。その女じょ性せいは，ヘト人じんウリヤの妻つまバテ･シバでした。ダビデは，自じ分ぶんの欲よく望ぼうを満まん足ぞくさせるためにバテ･シバと性せい関かん係けいを持もち，バテ･シバは妊にん娠しんしました。するとダビデは，ウリヤが死しぬように仕し組くむことさえしました。（サム二に 11:2-15）ダビデは何なにを考かんがえていたのでしょうか。エホバは見みていない，とでも思おもったのでしょうか。ダビデはエホバに忠ちゅう実じつに仕つかえてきましたが，貪どん欲よくに負まけて多おおくの苦くるしみを味あじわいました。しかしダビデは，やがて自じ分ぶんの間ま違ちがいを認みとめ，悔くい改あらためました。エホバが許ゆるして くださったことに本ほん当とうに感かん謝しゃしたことでしょう。（サム二に 12:7-13）

11. エフェソス 5章しょう3，4節せつによると，どうすれば貪どん欲よくと闘たたかうことができますか。

¹¹ ダビデの例れいから何なにを学まなべますか。エホバから与あたえられている全すべてのものにいつも感かん謝しゃしているなら，貪どん欲よくと闘たたかうことができる，ということです。（エフェソス 5:3，4を読よむ。）持もっているもので，満まん足ぞくしなければなりません。新あたらしく聖せい書しょを学まなび始はじめた人ひとは，エホバがしてくれていることを毎まい日にち1つ考かんがえて，感かん謝しゃの祈いのりを捧ささげるように，と勧すすめられます。それを1週しゅう間かん続つづけるなら，7つの点てんについて感かん謝しゃすることになります。（テサ一いち 5:18）あなたも同おなじようにしていますか。エホバがしてくれている全すべてのことをじっくり考かんがえるなら，感かん謝しゃの気き持もちが深ふかまるでしょう。感かん謝しゃの気き持もちが深ふかまれば，満まん足ぞくできるようになります。そして，満まん足ぞくしているなら，貪どん欲よくになってしまうことはありません。

12. ユダ･イスカリオテは，貪どん欲よくに負まけてどんなことをしましたか。

¹² ユダ･イスカリオテは，貪どん欲よくに負まけて卑ひ劣れつな反はん逆ぎゃく者しゃになりました。でも，最さい初しょからそうだったわけではありません。（ルカ 6:13，16）ユダは，イエスから使し徒とに選えらばれました。有ゆう能のうで信しん頼らいできる人ひとだったようです。そのことは，金かね箱ばこの管かん理りを任まかされていたことから分わかります。そのお金かねは，イエスや使し徒とたちが伝でん道どう活かつ動どうを行おこなうために用もちいられました。ですからそれは，現げん代だいでいえば，世せ界かい的てきな活かつ動どうのための寄き付ふのようなものです。しかしユダは，イエスが人ひと々びとに対たいして貪どん欲よくについて警けい告こくするのを何なん度ども聞きいていたにもかかわらず，金かね箱ばこから盗ぬすむようになりました。（マル 7:22，23。ルカ 11:39; 12:15）イエスの警けい告こくを無む視ししたのです。

13. ユダが貪どん欲よくになっていたことは，いつ明あきらかになりましたか。

¹³ ユダが貪どん欲よくになっていたことは，イエスが殺ころされる数すう日じつ前まえに明あきらかになりました。イエスと弟で子したちは，マリアとマルタと一いっ緒しょに，重おもい皮ひ膚ふ病びょうだったシモンの家いえに招まねかれました。食しょく事じの途と中ちゅうでマリアは立たち上あがり，イエスの頭あたまに非ひ常じょうに高こう価かな香こう油ゆを注そそぎました。それを見みたユダとほかの弟で子したちは，腹はらを立たてました。ユダ以い外がいの弟で子したちは，そのお金かねを宣せん教きょうに使つかった方ほうがいい，と考かんがえたのかもしれません。でも，ユダの動どう機きは違ちがっていました。ユダは「泥どろ棒ぼう」で，金かね箱ばこのお金かねを盗ぬすんで自じ分ぶんのものにしたい，と思おもっていたのです。そして，貪どん欲よくになったユダは，奴ど隷れい1人ひとり分ぶんのお金かねと引ひき換かえにイエスを裏うら切ぎりました。（ヨハ 12:2-6。マタ 26:6-16。ルカ 22:3-6）

14. ある夫ふう婦ふはルカ 16章しょう13節せつにあるイエスの教おしえをどのように実じっ践せんしましたか。

¹⁴ イエスは弟で子したちに，「神かみと富とみとの奴ど隷れいになることはできません」と教おしえました。（ルカ 16:13を読よむ。）この言こと葉ばは，現げん代だいの私わたしたちにも当あてはまります。ルーマニアの夫ふう婦ふがイエスのこの教おしえをどのように実じっ践せんしたか，考かんがえてみましょう。この夫ふう婦ふは，経けい済ざい的てきに豊ゆたかな国くにで一いち時じ的てきな仕し事ごとをするよう誘さそわれました。「私わたしたちは銀ぎん行こうからたくさんのお金かねを借かりていたので，最さい初しょは，これはエホバからの祝しゅく福ふくだ，と思おもいました」と言いっています。でも，1つ問もん題だいがありました。この仕し事ごとを受うけ入いれると，エホバへの奉ほう仕しを十じゅう分ぶん行おこなうのは難むずかしくなります。2人ふたりは，「ものみの塔とう」2008年ねん8月がつ15日にち号ごうの「心こころを一ひとつにして忠ちゅう節せつを保たもちなさい」という記き事じを読よんでから，決けっ定ていを下くだしました。こう述のべています。「もっとお金かねを稼かせぐために外がい国こくで働はたらくことにするなら，エホバとの絆きずなを一いち番ばん大だい事じには考かんがえていないことになる，と思おもいました。この仕し事ごとを受うけ入いれたら，エホバとの絆きずなが犠ぎ牲せいになると思おもったんです」。それで2人ふたりは，この仕し事ごとの誘さそいを断ことわりました。どうなったでしょうか。夫おっとは，自じ分ぶんたちに必ひつ要よう な収しゅう入にゅうを得えられる仕し事ごとを国こく内ないで見みつけることができました。妻つまはこう言いっています。「エホバはご自じ分ぶんに仕つかえる人ひとたちを必かならず支ささえてくれます」。2人ふたりは，お金かねではなくエホバを自じ分ぶんたちの主しゅ人じんにして本ほん当とうによかった，と感かんじています。

15. サタンのわなから逃のがれることができる，と言いえるのはなぜですか。

¹⁵ 自じ分ぶんの中なかに誇ほこりや貪どん欲よくがあることに気き付づいたなら，どうすべきでしょうか。そのわなから逃のがれましょう。パウロは，「悪あく魔まに捕とらわれて」いる人ひともそのわなから逃のがれることができる，と述のべました。（テモ二に 2:26）ダビデも，ナタンからの強つよい助じょ言げんに耳みみを傾かたむけ，貪どん欲よくを示しめしてしまったことを後こう悔かいして，エホバとの友ゆう情じょうを取とり戻もどしました。エホバはサタンよりも強つよい，ということを忘わすれてはなりません。エホバに助たすけてもらうなら，悪あく魔まが仕し掛かけるどんなわなからも逃のがれることができるのです。

16. サタンのわなを避さけるために，何なにが助たすけになりますか。

¹⁶ もちろん，サタンのわなに掛かかってから逃のがれるよりも，初はじめから掛かからない方ほうがずっと良よいと言いえます。神かみの助たすけがあれば，避さけることは可か能のうです。でも，油ゆ断だんは禁きん物もつです。エホバに長なが年ねん仕つかえてきた人ひとの中なかにも，誇ほこりや貪どん欲よくというわなに掛かかってしまった人ひとがいます。それで，自じ分ぶんの考かんがえや行こう動どうにこうした悪わるい面めんが見みられるなら，すぐに気き付づかせてください，と毎まい日にちエホバに祈いのりましょう。（詩し 139:23，24）誇ほこりを抱いだいたり，貪どん欲よくになったりしないよう，ベストを尽つくしてください。

17. 私わたしたちの敵てきである悪あく魔まは，間まもなくどうなりますか。

¹⁷ サタンは何なん千ぜん年ねんにもわたって，ハンターのように人ひと々びとをわなに掛かけてきました。しかし，間まもなく縛しばられ，やがて滅ほろぼされます。（啓けい 20:1-3，10）その日ひが本ほん当とうに楽たのしみです。その時ときまで，サタンのわなに警けい戒かいし続つづけてください。誇ほこりや貪どん欲よくに捕とらわれてしまわないよう，一いっ生しょう懸けん命めい励はげみましょう。「悪あく魔まに立たち向むかってください。そうすれば，悪あく魔まは逃にげ去さります」。（ヤコ 4:7）