私わたしたちがどんな考かんがえ方かたをするかは神かみにとって大たい切せつです。（エレミヤ 17:10）憎にくしみは私わたしたちの心こころから生うまれます。それで，単たんに憎にくしみを表あらわすような言げん動どうを避さけるだけでなく，心こころの中なかから憎にくしみを取とり除のぞく必ひつ要ようがあります。そのようにして初はじめて「自じ分ぶんを変へん化かさせ」，憎にくしみの連れん鎖さを断たち切きることができます。

ほかの人ひとたち，特とくに自じ分ぶんとは人じん種しゅや国こく籍せきが違ちがう人ひとたちに対たいしてどんな考かんがえや気き持もちを持もっているか，正しょう直じきに分ぶん析せきしてみましょう。「自じ分ぶんはその人ひとたちと実じっ際さいに接せっしたことがあるだろうか。それともイメージや先せん入にゅう観かんだけで判はん断だんしているだろうか」と自じ問もんできます。憎にくしみや暴ぼう力りょくをあおるようなソーシャルメディア，映えい画が，エンターテインメントは避さけてください。

自じ分ぶんの考かんがえや気き持もちを客きゃっ観かん的てきに分ぶん析せきするのは簡かん単たんではありません。でも，聖せい書しょは私わたしたちの「心こころの中なかにある考かんがえや願ねがいを明あきらかにする」ことができます。（ヘブライ 4:12）それで聖せい書しょを学まなび，自じ分ぶんの考かんがえを聖せい書しょの言こと葉ばと比くらべてみましょう。聖せい書しょのアドバイスに合あわせた考かんがえ方かたができるように努ど力りょくしましょう。そうすれば「要よう塞さいのように強きょう固こな」考かんがえや感かん情じょうを取とり除のぞき，憎にくしみを捨すてることができます。（コリント第だい二に 10:4，5）