自じ分ぶんを大たい切せつにするのはなぜ？

• 研けん究きゅうによると，自じ分ぶんのことを好すきになれない人ひとは，不ふ安あんを感かんじて気き持もちが落おち込こみ，摂せっ食しょく障しょう害がいに苦くるしむことがあります。お酒さけを飲のみ過すぎたり薬やく物ぶつに手てを出だしたりすることさえあります。

• 自じ分ぶんを大だい事じにする人ひとは自じ分ぶんと人ひとを比くらべません。周まわりの人ひとと仲なか良よくやっていけるので友ゆう情じょうが深ふかまります。反はん対たいに，自じ己こ肯こう定てい感かんが低ひくい人ひとは批ひ判はん的てきになりやすく，人にん間げん関かん係けいを壊こわしてしまうことがあります。

• 自じ己こ肯こう定てい感かんが高たかい人ひとは問もん題だいにぶつかっても強つよくいられます。挫ざ折せつしても目もく標ひょうに向むかって頑がん張ばり続つづけます。一いっ方ぽうで自じ己こ肯こう定てい感かんが低ひくい人ひとは，小ちいさな失しっ敗ぱいを大おおきな障しょう害がいのように考かんがえて，すぐに諦あきらめてしまいます。

 何なにができる？

前まえ向むきな気き持もちにさせてくれる友とも達だちを選えらぶ。思おもいやりのある人ひとと仲なか良よくなりましょう。そういう友とも達だちはあなたのことを親しん身みになって考かんがえてくれて，前まえ向むきな気き持もちにさせてくれます。

ほかの人ひとの力ちからになる。相あい手てがどんな人ひとであっても，見み返かえりを期き待たいせずに親しん切せつに接せっしましょう。相あい手てのためを思おもって行こう動どうすれば，もっと幸しあわせになれます。あなたのしたことに誰だれも気き付づかないとしても，満みたされた気き持もちを味あじわえます。

子こどもの自じ己こ肯こう定てい感かんを育そだてる。子こどもができるだけ自じ分ぶんで問もん題だいを解かい決けつできるようにサポートしましょう。そうすれば，子こどもは困こまったことがあっても上じょう手ずに乗のり越こえられるようになり，大人おとなになっても自じ己こ肯こう定てい感かんを保たもっていられます。