5. つらいことはいつか終わるのか
もしそうであれば
苦しみが終わるという根拠があれば,自分の人生や神に対する見方が変わります。
考えてみてください
大勢の人が苦しみを取り除こうと努力していますが,できることには限界があります。現状を見てみましょう。
医学の進歩にかかわらず…
-
心臓病は依然として世界の死因第1位です。
-
毎年何百万もの人々ががんで亡くなっています。
-
デービッド・ブルーム博士は「免疫学の最前線」誌(英語)の中で「新興感染症や再興感染症は引き続き世界の脅威となっている」と書いています。
経済的に豊かな国があるにもかかわらず…
-
毎年何百万もの子供たちが亡くなっています。その多くは貧しい国々に住む子供たちです。
-
幾十億もの人々が衛生設備を使用できていません。
-
数十億もの人々がきれいな水を手に入れることができません。
人権意識が高まってきたにもかかわらず…
-
人身取引が多くの国々で行われています。国連によると,国が犯罪者を捕まえることができていないのは「問題に気付いていないか,有効な対策がない」からです。
さらに詳しくは
jw.orgで「神の王国とは何ですか」というビデオをご覧ください。
聖書の答え
神は私たちを気に掛けている。
神は私たちの痛みや悲しみを感じ取っている。
「神は,虐げられている人の苦しみを軽んじたり無視したりせず,顔を背けなかった。助けを求めて叫ぶと,聞いてくださった」。詩編 22:24
「心配事を全て神に委ねましょう。神は優しく気遣ってくださるからです」。ペテロ第一 5:7
つらいことがいつまでも続くことはない。
神は私たちのために素晴らしい約束を実現させる。
「神は人々の目から全ての涙を拭い去ります。もはや死はなくなり,悲しみも嘆きも苦痛もなくなります」。啓示 21:4
神は人間の苦しみの原因を取り除く。
神の王国がこのことを実現させる。聖書はこの王国が現実に存在すると述べている。
「天の神は決して滅ぼされることのない王国を建てます。その王国はほかのどんな民にも渡されません。……その王国だけが永遠に存続します」。ダニエル 2:44