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『彼らはその剣をすきの刃に打ち変える』― いつ?

『彼らはその剣をすきの刃に打ち変える』― いつ?

『彼らはその剣をすきの刃に打ち変える』― いつ?

ニューヨーク市の国際連合には,人が剣をすきの刃に打ち変えているところを描写した有名な像があります。それは,イザヤ 2章4節とミカ 4章3節の聖書の預言に基づいて作られたものです。その預言の言葉はいつ,どのように成就するのでしょうか。

少し前のニューヨーク・タイムズ紙には,「世界的な武器販売による売上高,300億㌦に増大」という見出しの記事が載りました。1999年にこれほど大量の武器を供給したのは,主にどの国だったでしょうか。トップはアメリカで,売上高は118億㌦でした。2番はロシアで,売上高はアメリカの半分にも及びませんでしたが,前年と比べて倍近く増えました。次に,ドイツ,中国,フランス,イギリス,イタリアと続きました。「これまでと同様,武器全体のおおよそ3分の2は発展途上国に売られた」と同記事は述べています。

20世紀に起きた二つの世界大戦や他の多くの大規模な戦争で,何億人もの死傷者が出たことを考えると,「諸国民は一体いつになったら戦いではなく平和を学ぶのだろう」という疑問がわきます。聖書は,そのような平和への転換が「末の日」に生じると述べています。(イザヤ 2:2)事実,この預言はすでに成就しつつあります。なぜならば,600万人近いエホバの証人が「エホバに教えられる者とな(って)」いるからです。結果として,彼らには『豊かな平安』があります。―イザヤ 54:13

エホバはまもなく武器と戦争すべて,それに武器販売や戦争を推し進める者すべてに終わりをもたらされます。なぜなら,「地を破滅させている者たちを破滅に至らせる」方だからです。この素晴らしい変化についてさらに詳しくお知りになりたい方は,お近くのエホバの証人と連絡をお取りになるか,5ページにあるご都合のよい宛先に手紙をお送りください。―啓示 11:18