王国会館に表彰メダル
王国宣明者の報告
王国会館に表彰メダル
フィンランドの環境省は,西暦2000年を「造園年」に指定しました。「造園をその年のテーマにした目的は,緑に包まれた環境が日常生活や福祉に及ぼす影響を我々すべてが思い起こすためである」と,組織者の一人は述べました。
2001年1月12日に,フィンランド造園業組合からの手紙が一通,フィンランドのエホバの証人の支部事務所に届きました。その手紙には,ティククリラにあるエホバの証人の王国会館が,造園をテーマにしたその年のメダルの一つを受賞したことが説明されており,その理由として,王国会館の周囲や手入れの行き届いた庭の設計が際立っているということが記されていました。さらに,「敷地の全体的なたたずまいが,夏も冬も感じがよく,美学的に見て美しいばかりか,質も高い」とありました。
そのメダルは,フィンランドのタンペレ市にあるローゼンダール・ホテルで行なわれたある催しで,エホバの証人に授与されました。その催しには専門家やビジネスマンが400人出席していました。フィンランド造園業組合は新聞にもそのことを発表し,次のように述べました。「各地にあるエホバの証人の王国会館は,まず例外なく美しく設計されている。そばを通る人で,その環境への配慮に感心しない人はいないだろう。ティククリラの王国会館は,全体的に見てすばらしい庭の一例である。建物と広い庭が一つになって,静けさと落ち着いた雰囲気を醸し出している」。
フィンランドには233の王国会館がありますが,その多くは美しい庭に囲まれています。しかし,これらの場所が本当に美しいのは,それらが真の崇拝と聖書教育のための施設であるからです。世界中の600万を超えるエホバの証人にとって王国会館は,設備が整っていようと質素であろうと,非常に大切な場所です。そのため,きめの細かい手入れを熱心に行なうのです。王国会館の扉は,皆さんの地域の人々すべてに開かれています。