覚えていますか
覚えていますか
「ものみの塔」誌の最近号を味わいながらお読みになりましたか。以下の質問に答えられるかどうか確かめてみましょう。
● 最初の罪 ― アダムの不従順 ― を,遺伝性の病気に例えることができるのはなぜですか。
アダムは罪を子孫に伝えたので,罪は病気に似ています。こうしてわたしたちは,親の病気を受け継ぐ子どものように,罪という欠陥を受け継ぎました。―8月15日号,5ページ。
● 今日,暴力が増加している根本原因は何ですか。
サタンは,人々をエホバから引き離すために,映画や音楽,それに残虐行為や虐殺を擬似体験させるコンピューターゲームなどを用いて,暴力的な精神を心に植え付けようとしています。メディアの暴力場面が一因となった暴力行為は少なくありません。―9月1日号,29ページ。
● ポンテオ・ピラトはどんな人物でしたか。
ピラトはローマ人の下級貴族で,軍隊に所属していたようです。ローマ皇帝ティベリウスは,西暦26年にピラトを属州ユダヤの総督に任命しました。イエスの裁判の時,ピラトはユダヤ人の指導者たちの告発を聞き,群衆を満足させるためにイエスの処刑を許容しました。―9月15日号,10-12ページ。
● マタイ 24章3節の「しるし」とは何ですか。
このしるしには幾つかの面があり,それらの面が合わさって一つの明確なしるしとなります。戦争,飢きん,疫病,地震などがそれに含まれ,イエスの追随者たちはこのしるしによって,イエスの「臨在」と「事物の体制の終結」を認識できます。―10月1日号,4,5ページ。
● ディアスポラとは何でしたか。どんな場所が関係していましたか。
この語は,パレスチナ外に居住したユダヤ人に当てはまります。1世紀におけるユダヤ人社会の中心は,シリア,小アジア,バビロン,エジプトなどにあり,ローマ帝国のヨーロッパ方面には,小さなユダヤ人社会が点在していました。―10月15日号,12ページ。
● 武器を携行する職業に就いても,クリスチャンとしての正しい良心を保つことができますか。
銃器その他の武器の携行を求められる一般の世俗の職に就くかどうかは,個人の決定にゆだねられる事柄です。しかし,武器を身につける職業の場合,もしその武器を使用すれば血の罪を負う可能性があり,攻撃や仕返しに遭ってけがを負うことや,死に至る恐れもあります。そのような武器を携行するクリスチャンは,会衆で特別の特権を受ける資格を持たないことになります。(テモテ第一 3:3,10)―11月1日号,31ページ。
● 「ハルマゲドン」が「メギドの山」を意味する表現に由来しているということは,ハルマゲドンの戦いが中東の山で行なわれるという意味でしょうか。
そうではありません。イスラエルにはメギドの山というものはなく,周囲の谷合いの平原より高い丘があるにすぎません。その地域は,「地の王たちとその軍勢」すべてが集合できるほど広くはありません。神の大いなる戦争は全世界にわたって行なわれ,すべての戦争を終わらせます。(啓示 16:14,16; 19:19。詩編 46:8,9)―12月1日号,4-7ページ。