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覚えていますか

覚えていますか

覚えていますか

「ものみの塔」誌の最近号を味わいながらお読みになりましたか。以下の質問に答えられるかどうかを確かめてみましょう。

● 今日,悪がはびこっていることには,どんな理由がありますか。

まず,人間には悪に走る傾向があるという理由が挙げられます。(創世記 8:21)また,ほとんどの人々は神のご意志を正確に知りません。さらに,悪の根源であるサタンが人間の物事に引き続き影響力を及ぼしている,という理由もあります。―1月1日号,4-6ページ。

● 時宜にかなった良い言葉は,どんな好ましい影響をもたらしますか。(箴言 12:25

相手に自信を持たせます。人を励まし,やる気を起こさせます。褒められると,きずなが強まります。また,褒めようとすると,人の良い点が見えてきます。―1月1日号,16,17ページ。

● 契約の箱の中には何が入っていましたか。

律法の記された2枚の石の書き板と幾らかのマナが入っていました。コラの反逆の後,アロンの杖がその反逆の世代に対する証拠として箱の中に置かれました。(ヘブライ 9:4)その杖とマナは,ソロモンの神殿が献納される以前に箱から取り除かれたと思われます。―1月15日号,31ページ。

● ネヘミヤの時代のユダヤ人が薪を神殿に携えて来なければならなかったのはなぜですか。

モーセの律法は薪の提供を求めてはいませんでした。しかしネヘミヤの時代,祭壇上で犠牲を燃やすために薪を継続的に供給する必要が生じました。―2月1日号,11ページ。

● ムラトーリ断片とは何ですか。

ラテン語の手書き本の一部であり,原文は西暦2世紀の終わりごろにギリシャ語で書かれました。ムラトーリ断片には,クリスチャン・ギリシャ語聖書を構成する書の最古の目録と,それらの書および筆者についての注釈が収められています。その目録は権威あるものとされています。―2月15日号,13,14ページ。

● ペルシャの王妃ワシテが,王の前に出ることを拒み続けたのはなぜでしたか。(エステル 1:10-12

聖書は動機について何も述べていません。学者の中には,王の酔った客たちの前で自分の品位を落としたくなかったのではないか,と言う人たちがいます。あるいは,この王妃は容姿は魅力的だったものの,もともと柔順ではなかったのかもしれません。それゆえ,ペルシャ帝国内の妻たちにとって悪い手本となったのでしょう。―3月1日号,9ページ。

● 贖いはどのように救出をもたらしますか。

イエスの犠牲はわたしたちを,受け継いだ罪から救い出し,罪の致死的な影響から解放することができます。(ローマ 6:23)この犠牲は真のクリスチャンに,良心のとがめからの自由を与えます。さらに,わたしたちは贖いに信仰を働かせることにより,神のみ前での自分の立場に関する恐れから救い出されます。(ヨハネ第一 2:1)―3月15日号,8ページ。

● 子やぎをその母の乳で煮てはならないという律法の禁止命令から,何を学べますか。(出エジプト記 23:19

それは異教の雨請いの儀式だったかもしれません。(レビ記 20:23)神が母親の乳を備えたのは,子やぎに栄養を与えて成長させるためでした。子やぎをその母の乳で調理することは,神が制定した親子の関係に対する侮べつとなります。この律法には,神の優しい同情心が表われています。―4月1日号,31ページ。