使徒ヨハネがパトモス島にとらえられていた間に，イエスはヨハネに将来についての連続した16のまぼろしを見せます。これらのまぼろしから，どのようにエホバのお名前が神聖なものとされ，王国が来て，エホバの望まれることが天と同じように地上でも行われるかが分かります。

あるまぼろしで，ヨハネは天のかがやかしい王座に座っているエホバを見ます。その周りにいる24人の長老は白い服を着て，金のかんむりをかぶっています。王座からは，いなずまの光とかみなりの音が出ています。24人の長老はひれふしてエホバをすうはいしています。別のまぼろしでヨハネは，全ての国や民族や言語の人々の中から来た大群衆がエホバをすうはいしているのを見ます。子羊であるイエスがその人たちを世話し，命の水の所に連れていきます。また別のまぼろしで，イエスは24人の長老といっしょに天で王として治め始めます。次のまぼろしでヨハネは，イエスが，たつであるサタンと悪い天使たちと戦っているのを見ます。イエスはサタンと悪い天使たちを天から地に投げ落とします。

それからヨハネは，子羊と14万4000人の人たちがシオンの山に立っている美しい様子を見ます。そして，空を飛んでいる天使が人々に，神をおそれ神をたたえなさいと言っているのを見ます。

次のまぼろしの中では，ハルマゲドンの戦いが起きます。その戦いで，イエスとイエスの軍隊はサタンの治める悪い世界を終わらせます。最後のまぼろしで，ヨハネは全てが平和になった天と地を見ます。サタンとサタンに従う者たちは完全にほろぼされます。天と地にいる全員がエホバのお名前を聖なるものとし，エホバだけをすうはいします。