ミカ​書 2:1-13

  • 人々を虐げる者には災いがある1-11

  • イスラエルは再び集められ,一つになる12,13

    • 人でにぎわうことになる12

2  「有害なことをたくらむ者,寝床の上で悪いことを計画する者には災いがある!朝日が昇ると,彼らは実行に移す。彼らの手には力があるからだ+   彼らは畑を欲しがり,奪う+家も欲しがり,取る。家と相続財産をだまし取る+   それでエホバはこう言う。『私はあなたたちにもたらす災いについて考えている+あなたたちは逃れられず+,もう傲慢には歩めない+災いの時なのだ+   その日,人々はあなたたちについての詩を繰り返す。あなたたちについて激しく嘆く+こう言うのだ。「私たちはすっかり荒らされた+私たちの民の分*は人手に渡された。取り去られたのだ+私たちの畑は不忠実な者に与えられた」。   あなたはエホバの会衆*の中に,測り綱を張って土地を分ける者を持たなくなる。   「伝道をやめよ!」と彼らは伝道し,「こうしたことを伝道してはならない。われわれが辱められることなどない」と言う。   ヤコブの子孫よ,こう言われているのを聞いたか。「エホバ*は我慢できなくなったのか。これがその仕打ちか」。私の言葉は,正直に歩む人には良いことをもたらすのではないか。   しかし先頃,私の民は敵として立ち上がった。あなたたちは,服から*立派な飾りを公然と剝ぎ取る。戦いから帰ってくる人のように安心して通っていく人たちから。   あなたたちは私の民の女性たちを快適な家から追い出し,子供たちから私の光輝を永久に取り去る。 10  起き上がって進め。ここは安住の地ではない。汚れのゆえに+破滅がある。悲痛な破滅である+ 11  風と欺きに付いていく者が,「私はあなたにぶどう酒などの酒について伝道しよう」と,たわ言を言うなら,その者こそ,この民のための伝道者だ+ 12  ヤコブよ,私はあなたの全てを必ず集める。イスラエルの残っている人たちを必ず集合させる+私は彼らを一つにならせる。囲いの中の羊たち,牧草地にいる群れのように+そこは人でにぎわうことになる+』。 13  突破する者が彼らの前を行く。彼らは突き破り,門を通って出ていく+彼らの王が彼らの前を進む。先頭にはエホバがいる+」。

脚注

または,「土地」。
用語集参照。
または,「エホバの力」。
または,「服と」。