ヨシュア​記 17:1-18

  • マナセの土地,西側1-13

  • 山地もヨセフの子孫の土地14-18

17  ヨセフの長男+マナセ+の部族にくじ+が当たった。マナセの長男でギレアデの父であるマキル+は戦士で,ギレアデとバシャンを得た+  マナセの子孫の残りに,氏族ごとにくじが当たった。すなわちアビ・エゼルの子孫+,ヘレクの子孫,アスリエルの子孫,シェケムの子孫,ヘフェルの子孫,シェミダの子孫である。これらが氏族ごとに挙げたヨセフの子マナセの子孫の男性である+  マナセの子マキルの子であるギレアデの子ヘフェルの子ツェロフハド+には,息子がなく娘しかいなかった。娘たちの名前はマフラ,ノア,ホグラ,ミルカ,ティルツァだった。  娘たちは祭司エレアザル+とヌンの子ヨシュアと長たちの前に出てこう言った。「エホバが,兄弟たちと同じく私たちにも相続地を与えるようにとモーセに命じました+」。エホバの指示通り,彼女たちに父の兄弟たちと同じく相続地が与えられた+  ヨルダン川の向こう側*のギレアデとバシャンの土地は別にして,マナセには10の土地が割り当てられた+  マナセ族の娘たちが息子たちと共に土地を得たからである。ギレアデの土地は残りのマナセの子孫の所有地となった。  マナセの領地は,アシェルから,シェケム+に面するミクメタト+までで,境界線は南へと*続いてエン・タプアハの住民の土地に行った。  タプアハ+の土地はマナセのものとなったが,マナセの境界線にあるタプアハの町はエフライムの子孫のものだった。  境界線はカナの谷*に,谷の南に下った。マナセの町々の間にエフライムの町々があり+,マナセの境界線は谷の北側で,海が終点だった+ 10  南側がエフライム,北側がマナセである。また海が境界だった+。マナセは,北はアシェルに,東はイッサカルに接した。 11  マナセには,イッサカルとアシェルの領地の中で,ベト・シェアンと周辺の町,イブレアム+と周辺の町,ドル+の住民と周辺の町,エン・ドル+の住民と周辺の町,タアナク+の住民と周辺の町,メギドの住民と周辺の町が与えられた。高台3つである。 12  しかし,マナセの子孫はこれらの町を取得できず,カナン人がこの土地に居座った+ 13  イスラエル人は強くなると,カナン人を強制労働に服させたが+,完全には追い払わなかった+ 14  ヨセフの子孫はヨシュアに言った。「どうして私たちに,1つのくじの分+,1つの割り当て地しか下さらないのでしょうか。エホバがこれまで祝福してくださったので,私たちは数が多くなっています+」。 15  ヨシュアは答えた。「数が多いなら,ペリジ人+とレファイム人+の土地に行って,森を切り開きなさい。エフライムの山地+が狭過ぎるのですから」。 16  ヨセフの子孫は言った。「その山地は私たちにとって十分ではありません。しかも,谷*の土地に住むカナン人は皆,ベト・シェアン+と周辺の町にいる者も,エズレルの谷*+いる者も,車輪に鉄の刃が付いた戦車*+持っています」。 17  ヨシュアは,ヨセフの子孫,エフライムとマナセにこう言った。「あなたは数が多く,大きな力があります。ただ1つのくじの分を受けるのではありません+ 18  山地もあなたのものになります+。そこは森ですが,切り開きなさい。そこがあなたの領地の端です。カナン人が強くて車輪に鉄の刃が付いた戦車*を持っていても,追い払うのです+」。

脚注

東側のこと。
直訳,「右に」。
または,「ワジ」。
直訳,「鉄の戦車」。
または,「谷あいの平原」。
または,「谷あいの平原」。
直訳,「鉄の戦車」。