民数記 4:1-49

  • コハト氏族の奉仕1-20

  • ゲルション氏族の奉仕21-28

  • メラリ氏族の奉仕29-33

  • 人口調査のまとめ34-49

4  エホバはモーセとアロンに話した。  「レビの子たちのうちコハトの子たち+について,氏族ごとに,父方の家ごとに人口調査をすべきである。  30歳以上+50歳未満+で,会見の天幕での仕事を割り当てられるグループに属する全ての人+についてである。  会見の天幕でコハトの子たちが行う奉仕は+,極めて聖なるものに関することで,以下の通りである。  宿営を畳んで出発するとき,アロンとその子たちが中に入り,間仕切りの幕+を取り外し,それで証しの箱+を覆う。  それにアザラシの皮の覆いを掛け,その上に青色の一枚布を広げ,箱を運ぶ棒+をはめる。  また,供えのパンの食卓+の上に青色の布を広げ,その上に,皿と杯と鉢,飲み物の捧げ物のための水差しを置く+。いつも捧げるパン+はそこに置いたままにすべきである。  それらの上に緋色の*布を広げ,それをアザラシの皮の覆いで覆い,食卓を運ぶ棒+をはめる。  青色の布を取って,明かりのためのランプ台+を,ランプ+,芯つまみ*,燃えかす入れ+,ランプに使う油の入れ物全てと一緒に覆う。 10  それを全ての器具と一緒にアザラシの皮の覆いで包み,それを運ぶ台の上に置く。 11  また,金の祭壇+の上に青色の布を広げ,それをアザラシの皮の覆いで覆い,祭壇を運ぶ棒+をはめる。 12  聖なる場所での奉仕にいつも使う全ての器具+を取って,青色の布に入れ,アザラシの皮の覆いで覆い,それを運ぶ台の上に置く。 13  祭壇+から灰*を取り除き,その上に紫の羊毛の布を広げる。 14  その上に,祭壇での奉仕に使う全ての器具を置く。炭入れ,肉刺し,シャベル,鉢など,祭壇の全ての器具である+。その上にアザラシの皮の覆いを広げ,祭壇を運ぶ棒+をはめる。 15  アロンとその子たちは,宿営を畳んで出発するときに,聖なる場所と聖なる場所の全ての備品とを覆い終えていなければならない+。その後,コハトの子たちが中に入ってそれらを運ぶ+。しかし,聖なる場所に触れてはならない。死ぬことのないためである+。以上が会見の天幕に関係するコハトの子たちの務め*である。 16  祭司であるアロンの子エレアザル+は,明かりの油+,香り高い香+,日々の穀物の捧げ物,注ぎ油*+ついて監督する責任がある。聖なる場所とその器具をはじめ,幕屋全体とその中の全ての物を監督する」。 17  エホバはモーセとアロンにさらにこう話した。 18  「コハト氏族+がレビ族の中から除かれるようなことがあってはならない。 19  コハト氏族のためにこのことを行って,彼らが生き続け,極めて聖なるものに近づいて死ぬことがないようにしなさい+。アロンとその子たちが中に入り,それぞれに奉仕と運ぶ物とを割り当てる。 20  コハト氏族は,中に入って一瞬でも聖なるものを見てはならない。死ぬことのないためである+」。 21  エホバはモーセに話した。 22  「ゲルションの子たち+について,父方の家ごとに,氏族ごとに人口調査をすべきである。 23  30歳以上50歳未満で,会見の天幕で奉仕するグループの全ての人を登録する。 24  ゲルション氏族が手入れや運搬を割り当てられる物は,以下の通りである+ 25  彼らが運ぶのは,幕屋の布+,会見の天幕の布,その覆い,その上に掛けるアザラシの皮の覆い+,会見の天幕の入り口の幕+ 26  庭の横幕+,幕屋と祭壇を囲む庭の入り口の幕+,綱と全ての器具,幕屋の奉仕に使う全ての物である。これが彼らの仕事である。 27  ゲルション氏族+の全ての奉仕と運ぶ荷は,アロンとその子たちが監督すべきである。これらの全ての荷を彼らに割り当てる。 28  以上が,会見の天幕でゲルション氏族が行う奉仕であり+,祭司アロンの子イタマルの指示の下で務めを果たす+ 29  メラリの子たち+について,父方の家ごとに,氏族ごとに登録する。 30  30歳以上50歳未満で,会見の天幕で奉仕するグループの全ての人を登録する。 31  メラリの子たちは会見の天幕での奉仕に関係して以下の物を運ぶ責任がある+。幕屋の木枠+,横木+,柱+,受け台+ 32  周囲の庭の柱+,その受け台+,杭+,綱,全ての付属品。そして関係する奉仕がある。あなたたちは名前を挙げて,彼らが運ぶ責任がある物を割り当てる。 33  これが,祭司アロンの子イタマルの指示の下+,メラリの子たちの氏族+が会見の天幕で行う奉仕である」。 34  モーセとアロンと民の長たち+は,コハト氏族の子たち+を,氏族ごとに,父方の家ごとに登録した。 35  30歳以上50歳未満で,会見の天幕で奉仕するグループの全ての人である+ 36  氏族ごとに登録された人の総数は2750人だった+ 37  これらがコハトに属する氏族のうち登録された人で,全員,会見の天幕で仕える人である。モーセとアロンが,モーセを通して与えられたエホバの指示に従って登録した+ 38  ゲルションの子たち+が,氏族ごとに,父方の家ごとに登録された。 39  30歳以上50歳未満で,会見の天幕で奉仕するグループの全ての人である。 40  氏族ごとに,父方の家ごとに登録された人の総数は2630人だった+ 41  これらがゲルションの子たちの氏族の登録された人で,全員,会見の天幕で仕える人である。モーセとアロンがエホバの指示に従って登録した+ 42  メラリの子たちが,氏族ごとに,父方の家ごとに登録された。 43  30歳以上50歳未満で,会見の天幕で奉仕するグループの全ての人である+ 44  氏族ごとに登録された人は3200人だった+ 45  これらがメラリの子たちの氏族の登録された人たちで,モーセとアロンが,モーセを通して与えられたエホバの指示に従って登録した+ 46  モーセとアロンとイスラエルの長たちがこれらのレビ族を,氏族ごとに,父方の家ごとに登録した。 47  30歳以上50歳未満の人たちで,全員,会見の天幕に関係する奉仕と運搬を割り当てられた+ 48  登録された人の総数は8580人だった+ 49  モーセを通して与えられたエホバの指示に従って,それぞれ割り当てられた奉仕と担う荷に基づいて登録された。エホバがモーセに命じた通りに登録された。

脚注

または,「赤い」。
または,「火箸」。
犠牲にした動物の脂が染み込んだ灰のこと。
直訳,「荷」。
用語集の「油を注ぐ」参照。