民数記 8:1-26

  • アロンは7つのランプをともす1-4

  • レビ族は清められ,奉仕を始める5-22

  • レビ族の奉仕の年齢制限23-26

8  エホバはモーセに話した。  「アロンに告げなさい。『ランプをともす時,7つのランプがランプ台の前方を照らすようにすべきである+』」。  アロンはその通りにした。ランプ台+の前方に向けてランプをともし,エホバがモーセに命じた通りにした。  ランプ台の作りについては,それは金を鍛造したもの,幹から花まで鍛造したもので+,エホバがモーセに示した幻+に従って作られていた。  エホバはさらにモーセに言った。  「イスラエル人の中からレビ族を取って,清めなさい+  次のように清めるべきである。罪を清める水をレビ族に振り掛ける。レビ族は全身をかみそりでそり,服を洗い,自分を清めなければならない+  そして,若い雄牛+と,それに伴う穀物の捧げ物+として油を混ぜた上等の麦粉を用意する。あなたは罪の捧げ物+のために別の若い雄牛を用意する。  レビ族を会見の天幕の前に立たせ,イスラエル人の民全員を集合させる+ 10  レビ族をエホバの前に立たせ,イスラエル人がレビ族に手を置く+ 11  アロンは,レビ族をイスラエル人からの振揺の捧げ物+としてエホバに捧げ*なければならない。レビ族はエホバの奉仕を行うことになる+ 12  レビ族は2頭の雄牛の頭に手を置く+。その後,1頭は罪の捧げ物,もう1頭は全焼の捧げ物としてエホバに捧げられ,レビ族のために贖罪+が行われる。 13  あなたはレビ族をアロンとその子たちの前に立たせ,エホバへの振揺の捧げ物として捧げる。 14  レビ族をイスラエル人から分けなければならない。レビ族は私のものとなる+ 15  その後,レビ族は中に入って会見の天幕で奉仕する。あなたは以上のようにレビ族を清め,振揺の捧げ物として捧げるべきである。 16  レビ族は与えられた者であり,イスラエル人の中から私に与えられている。イスラエル人の全ての長男の代わりとして+,私は自分のためにレビ族を取る。 17  イスラエル人の全ての初子は,人間も動物も,全て私のものだからである+。私は彼らを,エジプトの全ての初子を打った日に,私のために神聖なものとした+ 18  私はレビ族を取ってイスラエル人の全ての長男の代わりとする。 19  イスラエル人の中から与えられた者としてレビ族をアロンとその子たちに与え,会見の天幕でイスラエル人のための奉仕を行わせ+,イスラエル人のために贖罪を行わせる。イスラエルの民が聖なる場所に近づいてイスラエル人の間に災厄が起きる,ということのないためである+」。 20  モーセとアロンとイスラエル人の民全員は,レビ族についてそのようにした。エホバがレビ族に関してモーセに命じたこと全てに従って,イスラエル人は行った。 21  レビ族は自分を清めて服を洗い+,その後,アロンはレビ族を振揺の捧げ物としてエホバに捧げた+。そして贖罪を行ってレビ族を清めた+ 22  その後,レビ族は中に入り,アロンとその子たちの下で会見の天幕での奉仕を行った。民は,エホバがレビ族に関してモーセに命じた通りに行った。 23  エホバはモーセに話した。 24  「以下はレビ族に関することである。25歳以上の人が会見の天幕での奉仕に加わる。 25  しかし,50歳を過ぎたら奉仕から退き,もう奉仕をしない。 26  会見の天幕で務めを果たす兄弟たちに仕えることはできるが,そこで奉仕を行ってはならない。あなたはレビ族とその務めに関して,このようにすべきである+」。

脚注

直訳,「の前で揺り動かさ」。