兵車と冠はあなたを守る

兵車と冠はあなたを守る

「必ず​そう​なる​の​で​ある ― あなた方​が​あなた方​の​神​エホバ​の​声​に​確か​に​聴き従う​なら​ば」。ゼカ 6:15

歌: 17,136

1,2. ゼカリヤ​が​7​番​目​の​幻​を​見​た​後​も,エルサレム​の​ユダヤ​人​は​どんな​状況​に​あり​まし​た​か。

7​番​目​の​幻​が​終わっ​た​時,ゼカリヤ​は​いろいろ​な​こと​を​考え​た​でしょ​う。エホバ​は,悪​を​行なう​不​正直​な​人々​を​裁く​と​約束​さ​れ​まし​た。ゼカリヤ​は​力づけ​られ​た​に​違いあり​ませ​ん。でも​現実​は​何​も​変わっ​て​い​ませ​ん​でし​た。人々​は​相変わらず​不​正直​で,悪い​行ない​を​続け​て​い​まし​た。エルサレム​の​神殿​再建​も​完成​と​は​程遠い​状態​でし​た。ユダヤ​人​が​神​から​与え​られ​た​仕事​を​すぐ​に​やめ​て​しまっ​た​の​は​なぜ​でしょ​う​か。故国​に​帰っ​た​の​は​自分​たち​の​ため​だっ​た​の​でしょ​う​か。

2 ゼカリヤ​は,彼ら​が​強い​信仰​を​示し​た​こと​を​知っ​て​い​まし​た。神​に「霊​を……奮い立た​せ​られ」て,家​や​仕事​を​後​に​し​まし​た。(エズ 1:2,3,5)住み慣れ​た​土地​を​離れ,エルサレム​に​旅立ち​まし​た。そこ​は​ほとんど​の​人​に​とっ​て​見​た​こと​も​ない​場所​でし​た。神殿​の​再建​の​重要​性​を​認識​し​て​い​なけれ​ば,1600​㌔​も​の​厳しい​旅​を​する​こと​は​なかっ​た​でしょ​う。

3,4. エルサレム​に​戻っ​た​ユダヤ​人​は​どんな​問題​に​直面​し​まし​た​か。

3 ユダヤ​人​は​旅​を​し​ながら,これ​から​住む​土地​に​つい​て​あれこれ​考え​た​こと​でしょ​う。エルサレム​が​かつて​どれ​ほど​美しい​都市​だっ​た​か​を​聞い​て​い​まし​た。年長​の​人々​は​神殿​の​以前​の​栄光​を​見​て​い​まし​た。(エズ 3:12)あなた​が​旅​に​同行​し​て​い​た​と​し​たら,エルサレム​を​目​に​し​た​時,どう​感じ​た​でしょ​う​か。荒れ果て​た​建物​が​雑草​に​覆わ​れ​て​いる​の​を​見​て​悲しく​なっ​た​でしょ​う​か。城壁​や​門​は​崩れ落ち,物見​の​塔​は​見る​影​も​あり​ませ​ん。バビロン​の​巨大​な​二​重​の​城壁​と​は​大違い​です。でも,ユダヤ​人​は​弱気​に​なっ​たり​し​ませ​ん​でし​た。長旅​の​間,エホバ​の​助け​や​支え​を​経験​し​て​き​た​から​です。彼ら​は​エルサレム​に​着く​と​まず,神殿​の​あっ​た​場所​に​祭壇​を​築き,エホバ​に​日​ごと​の​犠牲​を​ささげ​始め​まし​た。(エズ 3:1,2)彼ら​は​熱意​に​あふれ​て​い​まし​た。意気​を​くじく​もの​は​何​も​ない​か​に​見え​まし​た。

4 イスラエル​人​は​神殿​だけ​で​は​なく,都市​も​再建​し​なけれ​ば​なり​ませ​ん​でし​た。家​を​建て直し,作物​を​育て,家族​を​養う​必要​が​あり​まし​た。(エズ 2:70)山​の​よう​な​仕事​に​思え​まし​た。その​よう​な​時,厳しい​反対​に​遭い​ます。最初​は​確固​と​し​た​立場​を​取り​まし​た​が,15​年​間​反対​され,疲弊​し​て​しまい​ます。(エズ 4:1‐4)西暦​前​522​年​に​は​ペルシャ​の​王​に​建設​の​中止​を​命じ​られ​まし​た。再建​は​難しい​よう​に​思え​まし​た。(エズ 4:21‐24

5. エホバ​は​再建​を​やめ​た​ユダヤ​人​を​どの​よう​に​励まさ​れ​まし​た​か。

5 エホバ​は​ご自分​の​民​が​何​を​必要​と​し​て​いる​か​を​ご存じ​でし​た。神​は​ゼカリヤ​に​最後​の​幻​を​与え​まし​た。ユダヤ​人​を​愛し​て​いる​こと,彼ら​が​それ​まで​に​行なっ​た​事柄​を​うれしく​思っ​て​いる​こと​を​伝える​ため​です。また,建設​を​再開​する​なら​必ず​彼ら​を​保護​する​と​約束​する​ため​です。エホバ​は​神殿​の​再建​を​こう​保証​さ​れ​まし​た。「必ず​そう​なる​の​で​ある ― あなた方​が​あなた方​の​神​エホバ​の​声​に​確か​に​聴き従う​なら​ば」。(ゼカ 6:15

み使い​の​軍隊

6. (イ)ゼカリヤ​の​8​番​目​の​幻​は​どの​よう​に​始まり​ます​か。(冒頭​の​挿絵​を​参照。)(ロ)兵車​に​よっ​て​馬​の​色​が​違う​の​で,何​を​見分ける​こと​が​でき​ます​か。

6 ゼカリヤ​の​8​番​目​で​最後​の​幻​は,最も​信仰​を​強める​幻​と​言える​でしょ​う。ゼカリヤ 6:1‐3を​読む。)「二つ​の[銅​の]山​の​間​から」4​台​の​兵車​が​やっ​て​来​ます。兵車​に​よっ​て​馬​の​色​が​違う​の​で,乗り手​を​見分ける​こと​が​でき​ます。「これら​は​何​でしょ​う​か」と​ゼカリヤ​は​尋ね​ます。(ゼカ 6:4)わたしたち​も​知り​たい​と​思い​ます。わたしたち​に​直接​関係​の​ある​幻​だ​から​です。

エホバ​は,今​で​も​み使い​を​用い​て​ご自分​の​民​を​保護​し,力づけ​て​おら​れる。

7,8. (イ)2​つ​の​山​は​何​を​表わし​て​い​ます​か。(ロ)山​が​銅​で​でき​て​いる​こと​は​何​を​際立た​せ​て​い​ます​か。

7 聖書​の​中​で​山​は​王国​や​政府​を​表わす​こと​が​あり​ます。ゼカリヤ​の​幻​に​出​て​くる​2​つ​の​山​は,ダニエル​の​預言​に​出​て​くる​2​つ​の​山​と​同じ​もの​です。1​つ​は​エホバ​の​永続​する​宇宙​的​な​支配​権​を​表わし,もう​1​つ​は​イエス​を​王​と​する​メシア​王国​を​表わし​て​い​ます。(ダニ 2:35,45)イエス​が​1914​年​の​秋​に​王座​に​就い​て​以来,この​2​つ​の​山​は,地​に​対する​神​の​目的​を​成し遂げる​ため​に​特別​な​役割​を​果たして​き​まし​た。

8 2​つ​の​山​は​なぜ​銅​で​でき​て​いる​の​でしょ​う​か。金​と​同様,銅​は​貴重​な​金属​です。エホバ​は,幕屋​の​造営​や​エルサレム​の​神殿​の​建設​の​際,この​輝く​金属​を​使う​よう​指示​さ​れ​まし​た。(出 27:1‐3。王​一 7:13‐16)ですから,2​つ​の​象徴​的​な​山​が​銅​で​でき​て​いる​こと​は,エホバ​の​宇宙​主権​と​メシア​王国​の​卓越​性​を​際立た​せ​て​い​ます。将来​すべて​の​人々​は​安心​し​て​生活​し,豊か​な​祝福​を​得る​こと​が​でき​ます。

9. 兵車​の​乗り手​は​だれ​です​か。どんな​任務​を​与え​られ​て​い​ます​か。

9 兵車​に​つい​て​考え​ましょ​う。兵車​の​乗り手​は​み使い​です。恐らく,み使い​の​グループ​を​指し​て​いる​の​でしょ​う。ゼカリヤ 6:5‐8を​読む。)彼ら​は​特別​な​任務​を​帯び​て「全地​の​主​の​前」から​出​て​行き,割り当て​られ​た​地​に​向かい​ます。彼ら​の​任務​は​エホバ​の​民​を​保護​する​こと,特に「北​の​地」で​ある​バビロン​から​保護​する​こと​です。エホバ​は,ご自分​の​民​が​バビロン​に​再び​捕らえ​られる​こと​が​ない​よう​に​され​ます。この​幻​は,ゼカリヤ​の​時代​に​神殿​を​建設​し​て​い​た​人々​を​安心​さ​せ​た​はず​です。反対​者​たち​の​妨害​を​恐れる​必要​は​ない​の​です。

10. 兵車​と​乗り手​に​関する​ゼカリヤ​の​預言​から,どんな​こと​を​確信​でき​ます​か。

10 万軍​の​エホバ​は,今​で​も​み使い​を​用い​て​ご自分​の​民​を​保護​し,力づけ​て​おら​れ​ます。(マラ 3:6。ヘブ 1:7,14)1919​年​に​エホバ​の​民​が​大いなる​バビロン​の​捕らわれ​から​解放​さ​れ​て​以来,真​の​崇拝​は​度重なる​反対​を​物​と​も​せ​ず​に​拡大​し​続け​て​い​ます。(啓 18:4)み使い​の​保護​が​ある​の​で,わたしたち​は​エホバ​の​組織​が​再び​偽り​の​宗教​に​捕らわれる​の​で​は​ない​か​と​恐れる​必要​は​あり​ませ​ん。(詩 34:7)むしろ,世界​中​の​神​の​民​が​これ​から​も​幸福​に​エホバ​に​仕え​続ける​こと​を​確信​でき​ます。ゼカリヤ​の​幻​から​分かる​よう​に,2​つ​の​山​に​よっ​て​安全​に​保護​さ​れ​て​いる​の​です。

11. 神​の​民​に​対する​攻撃​を​恐れる​必要​が​ない​の​は​なぜ​です​か。

11 間​も​なく,サタン​の​世​の​政治​勢力​が​1​つ​の​連合​体​と​なっ​て​神​の​民​を​滅ぼそ​う​と​し​ます。(エゼ 38:2,10‐12。ダニ 11:40,44,45。啓 19:19)エゼキエル​の​預言​に​よる​と,その​政治​勢力​は​地​を​覆う​雲​の​よう​に​攻め​て​来​ます。激しい​怒り​を​抱き,馬​に​乗っ​て​やっ​て​来​ます。(エゼ 38:15,16 * でも,わたしたち​は​全く​恐れる​必要​は​あり​ませ​ん。み使い​の​軍隊​が​わたしたち​の​側​に​いる​から​です。大​患難​の​その​危機​的​な​時,万軍​の​エホバ​の​み使い​の​兵士​たち​は​一致​結束​し​て​神​の​民​を​守り,神​の​主権​に​反対​する​者​たち​を​滅ぼし​ます。(テサ​二 1:7,8)それ​は​忘れ​られ​ない​時​と​なる​でしょ​う。では​その​時,エホバ​の​天軍​を​指揮​する​の​は​だれ​です​か。

エホバ​は​王​また​祭司​に​冠​を​授ける

12,13. (イ)ゼカリヤ​は​何​を​行なう​よう​命じ​られ​まし​た​か。(ロ)「新芽」が​イエス​・​キリスト​を​表わし​て​いる​と​言える​の​は​なぜ​です​か。

12 ゼカリヤ​は​8​つ​の​幻​を​1​人​で​見​まし​た。今度​は,神殿​を​再建​し​て​いる​人々​を​励ます​ため,預言​的​な​意味​の​ある​事柄​を​行ない​ます。ゼカリヤ 6:9‐12を​読む。)ゼカリヤ​は​バビロン​から​戻っ​て​来​た​ヘルダイ,トビヤ,エダヤ​から​銀​と​金​を​集め,「壮麗​な​冠」を​作る​よう​命じ​られ​ます。(ゼカ 6:11)ゼカリヤ​は,ユダ​族​で​あり​ダビデ​の​子孫​で​ある​総督​ゼルバベル​の​頭​に​冠​を​載せる​よう​言わ​れる​の​でしょ​う​か。そう​で​は​あり​ませ​ん。大​祭司​ヨシュア​の​頭​に​冠​を​載せる​よう​命じ​られ​ます。人々​は​ゼカリヤ​が​そう​する​の​を​見​て,不思議​に​思っ​た​こと​でしょ​う。

13 冠​を​授け​られ​た​大​祭司​ヨシュア​は,王​に​なっ​た​わけ​で​は​あり​ませ​ん。ヨシュア​は​ダビデ​の​王統​の​者​で​は​なかっ​た​の​で,王​に​なる​資格​は​あり​ませ​ん​でし​た。冠​を​授け​られ​た​ヨシュア​は,将来,永遠​の​王​また​祭司​と​なる​者​を​預言​的​に​表わし​て​い​まし​た。王​と​される​大​祭司​の​名​は「新芽」です。聖書​に​よれ​ば,新芽​と​は​イエス​・​キリスト​の​こと​です。(イザ 11:1。マタ 2:23,脚注)

14. 王​また​大​祭司​で​ある​イエス​に​は,どんな​仕事​が​あり​ます​か。

14 王​また​大​祭司​で​ある​イエス​は,エホバ​の​天軍​を​指揮​し​て​い​ます。イエス​は,神​の​民​が​全体​と​し​て,敵対​的​な​世​で​安心​し​て​生活​できる​よう,勤勉​に​働い​て​い​ます。(エレ 23:5,6)キリスト​は​間​も​なく,神​の​主権​を​支持​し​て​エホバ​の​民​を​守る​ため,諸​国家​を​征服​し​ます。(啓 17:12‐14; 19:11,14,15)しかし,新芽​で​ある​イエス​に​は,裁き​を​執行​する​前​に​行なう​べき​大きな​仕事​が​あり​ます。

イエス​は​神殿​を​建てる

15,16. (イ)今日,どの​よう​な​回復​と​精錬​の​仕事​が​行なわ​れ​て​き​まし​た​か。だれ​が​その​仕事​を​行なっ​て​き​まし​た​か。(ロ)キリスト​の​千​年​統治​が​終わる​時,どんな​こと​が​成し遂げ​られ​て​い​ます​か。

15 イエス​は,「エホバ​の​神殿​を​建て」る​務め​も​与え​られ​まし​た。ゼカリヤ 6:13を​読む。)イエス​は​今日,神殿​を​建てる​務め​を​どの​よう​に​果たして​き​まし​た​か。1919​年​に​神​の​真​の​崇拝​者​たち​を​大いなる​バビロン​から​解放​し,クリスチャン​会衆​を​回復​さ​せ​まし​た。また,「忠実​で​思慮深い​奴隷」を​任命​し​まし​た。彼ら​は,偉大​な​霊的​神殿​の​地上​の​中庭​で​の​仕事​を​指導​し​て​い​ます。(マタ 24:45)さらに​イエス​は,神​の​民​を​精錬​し,彼ら​が​清い​崇拝​を​ささげ​られる​よう​助け​て​い​ます。(マラ 3:1‐3

16 イエス​は​千​年​統治​の​期間​中,14万4000​人​の​王​また​祭司​たち​と​共​に,神​に​忠実​な​人々​が​完全​に​なる​よう​助け​ます。千​年​統治​の​後​は,神​の​真​の​崇拝​者​だけ​が​清い​地​に​住む​こと​に​なり​ます。真​の​崇拝​は​ついに​完全​に​回復​さ​れる​の​です。

建てる​仕事​に​加わる

17. エホバ​は​ユダヤ​人​に​どんな​保証​を​お与え​に​なり​まし​た​か。ゼカリヤ​の​音信​は​ユダヤ​人​に​どんな​影響​を​与え​まし​た​か。

17 ゼカリヤ​の​音信​は​当時​の​ユダヤ​人​に​どんな​影響​を​与え​た​でしょ​う​か。エホバ​は,神殿​建設​を​行なう​彼ら​を​支え,保護​する​と​保証​さ​れ​まし​た。神殿​が​完成​する​と​いう​保証​は,彼ら​の​疲れ​た​心​に​希望​を​吹き込み​まし​た。でも,少数​の​ユダヤ​人​で​一体​どの​よう​に​膨大​な​仕事​を​行なう​の​でしょ​う​か。ゼカリヤ​が​伝え​た​神​の​言葉​は,彼ら​の​恐れ​や​疑い​を​払拭​し​ます。エホバ​は,すでに​建設​を​援助​し​て​い​た​ヘルダイ,トビヤ,エダヤ​など​の​忠実​な​人​たち​に​加え,他​の​大勢​の​人​たち​が「やっ​て​来​て,エホバ​の​神殿​で​まさに​築く​業​を​行なう」と​言わ​れ​ます。ゼカリヤ 6:15を​読む。)神​の​支え​を​確信​し​た​ユダヤ​人​は​すぐ​に​行動​し,禁令​の​中,建設​を​再開​し​ます。間​も​なく​エホバ​は,ペルシャ​の​王​の​禁令​と​いう​山​の​よう​な​障害​を​取り除か​れ​まし​た。西暦​前​515​年,ついに​神殿​は​完成​し​まし​た。(エズ 6:22。ゼカ 4:6,7)しかし​エホバ​は,今日​の​はるか​に​大きな​仕事​に​つい​て​も​述べ​て​おら​れ​ます。

エホバ​は​わたしたち​が​示す​愛​を​忘れ​たり​は​され​ない。(18,19​節​を​参照。)

18. ゼカリヤ 6​章​15​節​は,今日​どの​よう​に​成就​し​て​い​ます​か。

18 今日,何百万​も​の​人​たち​が​真​の​崇拝​に​加わっ​て​い​ます。エホバ​の​偉大​な​霊的​神殿​を​支える​ため,時間​や​エネルギー​や​お金​など,自分​の「貴重​な​もの」を​進ん​で​ささげ​て​い​ます。(箴 3:9)エホバ​は​そう​し​た​忠節​な​支援​を​うれしく​思っ​て​おら​れ​ます。なぜ​そう​言え​ます​か。ヘルダイ,トビヤ,エダヤ​は​銀​や​金​を​提供​し​て,ゼカリヤ​が​冠​を​作れる​よう​に​し​まし​た。その​冠​は「記念​と​なり」まし​た。彼ら​が​真​の​崇拝​の​ため​に​行なっ​た​事柄​を​思い出さ​せる​もの​と​なっ​た​の​です。(ゼカ 6:14)わたしたち​が​エホバ​に​仕え,愛​を​示す​なら,エホバ​は​その​こと​も​忘れ​たり​は​され​ませ​ん。(ヘブ 6:10)エホバ​の​記憶​に​永遠​に​残り​ます。

19. ゼカリヤ​の​幻​に​つい​て​学ん​だ​今,どんな​決意​を​抱い​て​い​ます​か。

19 この​終わり​の​日​に​真​の​崇拝​の​ため​に​成し遂げ​られ​て​き​た​事柄​すべて​は,エホバ​の​祝福​と​キリスト​の​指導​の​明白​な​証拠​です。わたしたち​は,安定​し​た,安全​な,永続​する​組織​に​い​ます。清い​崇拝​に​関する​エホバ​の​目的​は「必ず​そう​なる」の​です。エホバ​の​民​の​一員​で​ある​と​いう​特権​を​大切​に​し,「神​エホバ​の​声​に​確か​に​聴き従[っ​て]」ください。そうすれば,王​また​大​祭司​で​ある​イエス​と​天​の​兵車​の​乗り手​で​ある​み使い​たち​が​守り​続け​て​くれ​ます。真​の​崇拝​を​支持​する​ため,できる​限り​の​こと​を​行なっ​て​ください。万軍​の​エホバ​は​この​事物​の​体制​の​残り​の​期間,そして​永遠​に,あなた​を​安全​に​守っ​て​くださる​でしょ​う。

^ 11節 さらに​詳しい​情報​は,「ものみの塔」2015​年​5​月​15​日​号​29‐30​ページ​の「読者​から​の​質問」を​参照。