親のだれもが気にする危険 言語を選ぶ 親のだれもが気にする危険 申し訳ありませんが,メディアプレーヤーが再生できませんでした。 ビデオをダウンロード 文章を表示 文章を非表示 快活で仲のよい夫婦のヘザーとスコットには,利発で元気な3歳の息子がいます。 * 二人はりっぱに子育てをしています。しかし,今の世界でそれはたやすいことではなく,さまざまな心配事や責任が伴います。実に多くのことを子どもに教えなければなりません。ヘザーと夫のスコットには,特に果たさなければならないと感じている責任があります。性的虐待の危険から我が子を守ることです。なぜでしょうか。 ヘザーはこう言います。「父は酒に溺れ,冷酷で,すぐに腹を立てる人でした。わたしをひどく殴り,わたしや妹たちを性的に虐待しました」。 * そうした虐待は深い心の傷を負わせかねないことが広く知られています。ヘザーが息子を守ろうと決めているのも,うなずけます。スコットも同じ気持ちです。 多くの親は,児童虐待について心配しています。おそらくあなたもそうでしょう。スコットやヘザーのように虐待やその影響を体験したことはないかもしれませんが,この忌まわしい行為のまん延を伝えるショッキングな報道に接したことはあるでしょう。世界各地で,我が子を気遣う親たちは,身近な所で子どもたちに起きていることを知って,恐れを感じています。 性的虐待の分野の一研究者が,児童虐待の現状を,「この時代におけるきわめて意気をくじく事柄」と呼んでいるのも不思議ではありません。これは確かに悲しいことですが,全く予想外の状況なのでしょうか。聖書を学んでいる人にとっては,そうではありません。神の言葉 聖書は,わたしたちが「終わりの日」と呼ばれる不穏な時代に生きていることを示しています。それは,「粗暴な」行ないがまん延し,人々が「自分を愛する者」や「自然の情愛を持たない者」となる時代なのです。―テモテ第二 3:1‐5。 性的虐待は,ぞっとするような問題です。実際,虐待目当てで子どもを物色する人の甚だしい邪悪さについて考え,無力感に襲われる親もいます。しかし,これは親にとってなす術のない問題なのでしょうか。それとも,親が子どもを危険から守るための実際的な対策がありますか。続く記事でこれらの問いを取り上げます。 ^ 2節 この一連の記事に出てくる名前は変えてあります。 ^ 3節 大人が自分の性欲を満たすために子どもを用いるなら,それは子どもに対する性的虐待になります。それには多くの場合,聖書で言う淫行すなわちポルネイアが関係しています。ポルネイアには,性器を愛撫すること,性交,オーラルセックス(口腔交接)やアナルセックス(肛門交接)などが含まれるでしょう。乳房を愛撫する,あからさまに不道徳な誘いをする,子どもにポルノを見せる,のぞき見をする,性器などを見せるといった虐待行為は,聖書が非としている「みだらな行ない」や『貪欲な汚れ』になることがあります。―ガラテア 5:19‐21。エフェソス 4:19。 戻る 次へ 印刷 シェアする シェアする 親のだれもが気にする危険 「ものみの塔」(研究用) 親のだれもが気にする危険 日本手話 親のだれもが気にする危険 https://assetsnffrgf-a.akamaihd.net/assets/ct/1add6d1d93/images/syn_placeholder_sqr.png